Manabus Column

路地裏から尾根道を行く

花火大会の後

2019-08-03 | Weblog

8月に入りすっかり梅雨も明け、夏の風物詩である花火大会に行ってきた。

わざわざ公共機関を使っていくのもあまり風流じゃないし、このようなものは近所で行われるのが良い。

レジャーシートを広げ、間近に上がる花火を見る。

 

 

 

今回は、レンズにNDフィルターを付けての撮影。

適当にシャッターを切ったがなかなか良く撮れていると思う。

というか、いつも同じような構図なのでいまいち面白みは無いが。

 

 

 

 

 

それに少し前にテレビで放送していた柏崎の花火大会は凄かった。

何も見る番組がなく仕方なく見ていたのだが、尺玉100発を一気にあげてしまうのは圧巻であった。

テレビでも圧巻なのだから、それを実際に見たら感動するだろう。

 

 

花火大会の次の日、仕事から家に着くと、何やらタダナラヌ雰囲気。

ウチの人が何か訳の分からない事を言い出し、僕の部屋の扉の隙間にタオルが丸まっていた。

これは一体全体どうしたのだろうか?

 

何やら、先日の花火大会の時のレジャーシートを干した時に、それと一緒に着いてきてしまったものが僕の部屋の中に居るらしい。

一体何が居るのだ?とスマートフォンの写真を見せられ驚いてしまった。

 

それは絶対に部屋の中にはいてはいけない、いやどうしてまたこんな所にいるのだと。

僕は扉を開けるのを躊躇したが、開けないわけにはいかない。

片手に武器を持ち、覚悟を決め、ゆっくりと扉を開ける。

恐る恐る部屋に入る...。

 

奴は居ない...どこにいる。

ステレオの下か?

武器である埃取棒で探る。

出てこない。

 

するとウチの人が「あ、壁にいる!」と。

目線を上げると、現実として受け入れたくない光景が目の前に現れた。

くそ、ここで怯んだら負けだ。

幸いにも奴は思ったより小さかった。

 

僕が子供の頃に見たものは結構大きかったが、それは単に自分自身が大きくなったからかなあとそんな悠長な事を考えてる場合じゃない。

ここで逃げられたら負けなので、ぎゅっと握りしめた武器を躊躇う事無く奴に叩きつけた。

 

えいや!

 

ウチの人はなんだか可哀そうだと言っていたが、確かに悪い事をする奴では無いらしい。

どちらかと言うと、人間の方が随分と悪い奴なのである。

 

しかしどうやってこの部屋に入ったのだろうか?

レジャーシートにくっ付いていたのか?

部屋が1階ならまだ話は分かるが、結構な高さにあるから下から上がってくるのもどうかと思う。

 

粉々になったゲジゲジは掃除機に吸われて跡形も無くなった。

フナ虫は慣れたけど、やはりあまり見てないものはかなり苦手である。

ホント勘弁してほしい。

 

 

 

 

 

 


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