ドンツキの井戸

結構前になるが、池袋に行く途中に山手線で目白で降りて路地裏を散策した。

この界隈に昔から使われている井戸があるらしく、あまり情報もなく半分ダメ元で小一時間捜しまわった。

 

 

碁盤の目の様になった閑静な住宅街は、道が狭い為交通量は少なく、都会の喧騒とは打って変わって物静かだ。

いくらか古い街並みだが、それと対照的に巨大マンションなどの建設が進んでいる。

 

 

自転車一台がやっと通れる路地も何本か点在しており、ちょっとした迷路になっている。

部外者があまりウロウロしていると怪しまれるので、最後は勘に頼っているとマンションの脇に一つ見つけた。

 

 

靴とか外で使うものを洗う為のものか、まだ健在と行ったところだが、良く見るとちゃんと水道が有る。

水道水と比べれば井戸ポンプは使いづらいものだと思った。

 

この場所はドンツキになっていて、もう一つの井戸もなにやら近くに有りそうな気がした。

反対側もドンツキに成っていたので、ちょっと失礼して奥に入っていくともう一つの井戸がポツンと佇んでいた。

お、あった！

この見つけた時の些細な達成感は、何とも言えない。

 

 

これはあまり使用感は無いが、ドンツキにあるのでポイントが高い（なんのポイントか分からないが）。

本当に住宅地なので、そそくさと撤収。

 

 

町工場の犬もちょっと暑そうだった。