ディズニーで配信されているビートルズのドキュメンター『GET BACK』が、1時間の短縮バージョンで映画館で放映された。
家でゆっくりとテレビで見るのもいいが、こういったものはやはり映画館のでかいスクリーンで観たかったのだ。
映画用に再編集されていた最後のライブ映像がメインなのだが、カメラがパンすると音の方も音像が変わったりと非常に臨場感があるのが面白い。
リンゴが叩くドラムの音、特にキックの音とベースの音圧がすごく、大きな音が出ているにも関わらず気持ち良い音であった。
もし実際に、この演奏を生で聴くとしたら、この様な音であったのであろうかと想像が出来る(まあ実際は違うだろう)。
IMAXレーザーという仕様で、他の仕様に比べて代金も高いが(しかも1時間だし)、これはこれで良い体験ができた。
ただし、ちょっと残念だったのは、曲の演奏の途中で街の人のインタビュー映像などが入ってくる所があったりする。
(ロンドンの人達はお洒落な人が多い)
ドキュメンタリーでは良いが、折角のライブ映像が警官のシーンに切り替わってしまうと白けてしまう。
ここは差別化をして欲しかったし残念であった。
そうは言っても、50年以上前に屋上でやったライブの録音だが、よくここまで綺麗に録音されていたなと改めて驚く(映像ももちろん)。
再編集で手直しした効果もあるが、元の素材がある程度の質がないとここまで迫力は出せないと思う。
この映像が数十年も倉庫に眠っていて、それを現在の技術で楽しませてくれるなんてなんとロマンがあるのだろう。
去年からのレットイットビーのリミックスから始まって、このゲットバックセッション関連はこの映画にて完結したかな。
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