8月の終わりに、長野県の開田高原にキャンプをしてきた。
もうね、夏にはぴったりの避暑地に持ってこいのところだった。
田舎の風景も美しいのだけど、田園風景というよりもそのほとんどが蕎麦畑であった。
丁度そばの花が咲く時期だったのかどうかは分からないけど、小さな白い花を咲かせた蕎麦畑が至る所に広がっていた。
長野と言ったらやはり蕎麦を食わないといけないでしょ。
で、釣りの合間に一軒の蕎麦屋へ行った。
丁度、昼時で数人の客が店の入り口にいたが、麺が無くなったようで運よく僕等が最後の客となった。
お店はその名も高原食堂という名だけど、メニューが蕎麦しかない。
天ぷらセットとかもないし、あるのは冷たいのか暖かいのだけ。
あとはすんきそばというのがあってこれは冬限定なのか品切れになっていたが、このすんきとは赤かぶを発酵させたものらしい。
普通にざるそばを頼んだけどなかなか出てこなくて痺れを切らしてたら、女将さん?が「お待たせしましてホントすみませんねえ」とやっとそばが出てきた。
普通盛りだと、これともう一枚あるようで、今茹でてますとのことであった。
蕎麦殻が混じっておりもう見るからに美味そうで、箸で麺を掬うとふわっとした心地よい重みが伝わり、徐につゆに付けてずるっと頬張る。
おお!美味い!これだこれ!
昔、軽井沢にあった桑風庵という蕎麦がこんな感じでとっても好きだったが残念ながら閉店してしまった。
そこの蕎麦を思い出し、久々に美味い蕎麦だなあと思い少々感動すらしてしまったほどである。
2枚目も美味しく頂き、お腹いっぱいで大満足。
店を出ると入道雲が広がっていた。
そして釣りの方も釣果が出せてなかなか良いキャンプ旅が出来たのだ。
残念なのは、この美味い蕎麦を食べたいときはわざわざ高原まで登らなくちゃならないことだ。
だから、最近は蕎麦よりもうどん派になってきてるんだよな。
追記
書くのを忘れてしまった。
ちなみに開田高原のメインルートでもある国道361号線がこの蕎麦屋の前に通っている。
この道をさ更に山の方へ登って行くとどこまで行ったのだろうと、グーグルマップで調べてみた。
すると、この蕎麦屋から車で50分くらいで、去年旅行に行った高山の展望台へと続いていた。
何だか不思議だなあと思ったのだけど、よくよく考えたら木曽と高山って隣同士なんだよなあと。
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