はい、紙谷建設のFigoです

看板犬兼相談役のFigoが日頃、この頃、思うこと。

キッチンと食育

2007年02月03日 | 建築
こんにちは、フィーゴです。今回はキッチンについて考えてみましょう。キッチンは人が生活していく上で欠かすことの出来ない食事を毎日生産する場所です。食事は生活のたしなみを学ぶよい機会です。家族が一緒に食卓を囲みコミュニケーションをはかりながら、躾やマナーを習得しバランスの良い献立や、食事を通して肉体と心の成長がもたらされます。(食育推進の必要性がクローズアップされています)

さて、食育に建築も何かお手伝いできることがないでしょうか?あなたの住まいの流し台は配置がどうなっていますか?キッチンとダイニングが同じ部屋(ダイニングキッチン)にあり、流し台は壁に向けて設置(壁付I型設置)され、水屋や冷蔵庫が動線と視線を不自由にする中で壁に向かって炊事していませんか?炊事を担当するあなたはダイニングキッチンの中で孤立していませんか?あなたの後ろでは子供が走り回り、ストーブや飾り棚の上の花瓶を倒さないかと心配でなりません。うーん、食育どころではありませんね。

では、流し台が子供達のいるダイニングやリビングにむけて対面設置されていたらどうでしょう?前述した問題が解決されます。キッチンを雑然とさせていた水屋や冷蔵庫は対面流し台を設置した背面の壁に整然と配置し動線と視線を解放し、明るく広々とした印象になります。流し台カウンターの前にダイニングテーブルを配置し、絵本を読んだり、塗り絵をしたり、宿題をする子供達を常に確認しながら炊事できます。あなたは一家の司令塔となり孤立とは無縁です。明るく開放的なキッチンは、食育推進につながると思いませんか。
(キッチンの対面設置には壁付I型設置より広い面積が必要になり、リフォームするには現状確認が欠かせません)
  K3931
ヤマハリビングテック
ドルチェカスタム
オープンキッチンスクエアータイプ
K5001
ヤマハリビングテック
ベリーGシリーズ