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税と社会保障の一体改革の正体

2012-01-12 | 日記

[HRPニュースファイル149]税と社会保障の一体改革の正体

より転載



政府は1月6日に社会保障改革本部(本部長・野田佳彦首相)を開催し、「税と社会保障の一体改革」素案を決定しました。

特徴的に挙げられるのは、消費税増税の具体的な時期が明記されたことです。リーマン・ショックなどの世界的な経済危機が起きない限りは、2014年4月に8%、2015年10月には10%へと引き上げることが素案に明記されています。

自民党と公明党が解散総選挙をちらつかせているので、そう簡単に消費税増税法案が可決する可能性は低いと考えることができますが、大事なのは政局ではなく、中身を吟味することです。

もし、自公両政党が、解散を実施しても、素案自体に賛成であれば法案は可決されることになります。野党にとっては、政権交代をする最大の機会ということもあり、野田首相を揺さぶる機会としているのは明らかです。

元々、2009年の麻生政権時代には、自公政権が消費税増税を主張していることからみて、基本路線は賛成と考えるのが自然です。

さて、特筆するべきは、「税と社会保障の一体改革」の増税案は消費税だけではないということです。

例えば、所得税の最高税率を40%から45%へ引き上げ(課税所得5000万円超に適用)、年少扶養控除廃止、相続税最高税率55%への引き上げ、地球温暖化対策税の創設まで触れられています。

これでは「増税ラッシュ」であり、日本が重税国家への道を歩んでいるのは明らかです。

一方、低所得者への年金加算や医療・介護保険料の軽減、年金受給資格を25年から10年へ短縮など、国民にとっては甘い「アメ」の部分も用意されています。

国民には、「アメ」でひきつけて、実は「ムチ」としての増税を仕掛ける狡猾さを見抜く必要があります。

確かに、国民は政府からお金をもらえれば嬉しいでしょう。「子ども手当」にせよ、公立高校の授業料無償化にせよ、年金・医療・介護にせよ、国民負担が見かけ上減るならば強く反対しません。

福祉には人命を守るマストの役目もあるので、全てが間違っているわけではありません。

ただし、注意しなければ、必要以上に国民の要求がエスカレートする可能性が高いのです。例えば、子ども手当を毎月あたり1万3000円もらえれば、次は1万5000円欲しいのが人情です。

政治家も、甘い約束をすれば票になるので、バラマキ合戦に乗ります。実は、メディアで報道される「毎年1.3兆円ペース増え続ける社会保障関係費」とは、政府の無駄遣いと国民の要求がエスカレートしていることと関連があります。

さらに、特筆するべきは莫大な公費投入です。拙著『日本経済再建宣言』第3章でも触れましたが、医療保険給付費全体の約4割に公費が投入されています。

特に、後期高齢者医療制度や国民健康保険の給付費の半分は税金です。国民年金でも、2004年以降は国庫負担が3分の1から2分の1となっています。

要するに、保険料収入では足りないために、莫大な税金によって補填されているわけです。

さらに、政府は赤字国債を発行して不足財源を確保しているわけですが、さすがにこのまま維持することは困難です。そのため、「選択と集中」と呼ばれる支出の見直しが急務となるわけです。

やはり、社会保障の改革には、幸福実現党が主張する経済成長による税収増もセットで考えるべきです。

また、家族や宗教による福祉分野への貢献、生涯現役構想に基づく定年75歳社会への移行、積立方式による現役世代の負担軽減など考慮するべきでしょう。

さらには、単なる財源論に終始せず、生涯現役や「ピンピンコロリ」を迎えるよう人生観や死生観などの普及も視野に入れ、あらゆる角度から検討をしていくべきだと考えます。

様々な視点から社会保障改革を論じてきましたが、最後に結論を端的に述べます。

国民のバラマキへの「タカリ」の精神と政府による私有財産の「ボッタクリ」を助長するのが「税と社会保障の一体改革」の正体です。

そこには、何も「未来ビジョン」もなければ、成長に寄与する政策もありません。単なる所得の再分配だけならば財源は無限に増え、日本は「重税国家」「国家社会主義」へと向かうだけです。

だからこそ今、政府による「増税ラッシュ」に反対をしなければいけないのです。(文責・中野雄太)
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今夜1月12日(木)21:00~の幸福実現TV生放送あり

2012-01-12 | 日記

http://archive.mag2.com/0001054021/20120112075000000.html

Happiness Letter745 転載

皆さま、おはようございます!
本日1月12日(木)21:00~の幸福実現TVは「航空技術開発に国の経営資源の投入を」&「迷走する野田政権─消費税解散総選挙はあるのか?」を生放送でお送り致します!!

幸福実現党ついき秀学党首からは「航空技術開発に国の経営資源の投入を」をお送り致します。

また、今、消費税増税法案をめぐって与野党が今揺れています。野党は解散しなければ協議に応じない姿勢を強め、民主党は単独法案の成立を目指しています。

野党は増税に反対して解散を要求しているのか。それとも、単に政権交代のみを求めているのか──

幸福実現党静岡県幹事長の中野雄太氏が「税と社会保障の一体改革」に隠された恐るべき「国家社会主義への策略」を白日の下に晒すと共に、舌鋒鋭く消費税増税の闇に斬り込みます!どうぞ、お見逃しなく!!

幸福実現TVの生放送(ニコ生・Usream)は、放送時間帯(1月12日(木)21:00~)に下記よりご覧頂けます。
Happiness Letter

【ニコニコ動画生放送】⇒http://p.tl/Fi94
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【Ustream生放送】⇒http://p.tl/qr6_
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2012年、連動する日本経済と世界経済──
日銀総裁の本音を探り、ケインズの未来ビジョンに迫る!

現在、幸福の科学の全国の精舎、支部、拠点にて上映会を開催している幸福実現党名誉総裁 大川隆法先生の公開霊言の一部抜粋映像を幸福実現党ホームページに公開致しました!ぜひ、ご覧ください!

「日銀総裁のスピリチュアル対話」⇒http://p.tl/g25u
(2012年1月2日 収録「日銀白川総裁の守護霊の霊言」)

「もしケインズなら日本経済をどうするか」⇒http://p.tl/LnNF
(2012年1月3日 収録「ケインズの霊言」)
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“スーパードライ”似のノンアルめぐり場外戦?

2012-01-12 | 日記

“スーパードライ”似のノンアルめぐり場外戦? 誤飲が起きる可能性ありと波紋 

01月11日 22時53分  ・・・産経ニュースより引用

アサヒビールが2月に発売するノンアルコールビール「ドライゼロ」の名称や缶のデザインが、同社の主力ビール「スーパードライ」に酷似し、誤飲が起きる可能性があるとして、業界内で波紋を呼んでいる。キリンビール……[記事詳細]

 

 


 

先日、酒販店の方から見本缶をいただいて飲んだのですが今回のような問題を意識することなく、

ごく当たり前に飲みました。 ただ今回の記事を読んでみて思うところがありました。

 

デザイン的には製品コンセプトからいって主力のSDに似せるということはごく普通で、

他社でも多くあると思います。 が、こと飲酒に関わること、アサヒには智慧というか社会的思慮が

新商品誕生、市場席巻というような”商機”のほうに引きずられて考えが

及ばなかったのではないでしょうか・・・・。

いずれにしてもこのデザイン缶は見本缶でなく、正規の流通品として出来上がってしまっているので

最初の製造ロットはそのまま出荷し、次回ロットからはデザイン変更することが

アサヒのリーディングカンパニーとしての潔さではないでしょうか。。    かめぱぱ