子供の頃、ディズニー漫画の登場人物(動物)で一番好きだったのがチップとデール。チップモンク(シマリス)のいたずら者だ。この旅で本物の彼らの姿を写真に撮りたいと思い、望遠レンズとテレコンバーター、一脚を持参した。案の定、山荘のまわりではたくさんのチップモンクが冬支度で大わらわ。警戒心は強いが、一定の距離を保っていればこちらに気づいてもそのままじっとするので、何種類かのカットを手に入れることが出来た。
ホパトコン湖の湖岸には一般住宅や別荘が建ち並び、そのほぼすべてがボートハウスや自家用桟橋を持っている。それらの補修のため5年に一度、夏の間湖の水位を数フィート下げるそうだ。行政による住民サービス。今年がその年で、10月初めでもまだ3フィートほど普段より低かった。そのためバード・サンクチュアリも全体に浅くなり、アオサギも普段は立てない入り江の真ん中を徘徊出来たようだ。水位が低い分、藻も密に生えていて、アオサギの歩いた後が一筆書きのように水面に残っていた。
この地域は冬には雪に覆われ、湖は完全に凍り付く。22歳の時、12月半ばに隣のモホーク湖に来たことがあるが、陸から湖まで境目無く真っ白になっていた。だから木々が紅葉に変わり始める頃には、地面の植物も冬支度を始める。友人の庭先や空き地の日だまりに、葉が真っ白な綿毛に包まれた草があった。小林さんによれば「ウサギの耳」と呼ばれる草だそうだ。これなら雪に埋もれても大丈夫。
森の中を歩くときは足下にも注意。落ち葉に紛れてそこここにキノコが生えている。よく見ると鹿に食われて石突きしか残っていないものも。そのキノコは無毒なのだろうが、なにせ傘が残っていないのでどのキノコなのか分からない。いずれにしてもキノコについてはシロウトなので、ここでも取(撮)って良いのは写真だけ。そのかわり小林さんが八百屋で大きくておいしそうなキノコを発見。三人で美味しくいただいた。
山荘のダイニングで朝食を食べていると、車のそばに鹿が見えた。キツツキが二羽、窓のすぐ外にある枯れ木をつついていた。ハイイロリスはそこいら中をかけずり回っている。入り江の岸には鹿とアライグマの足跡が並んでいた。白いカワセミ。黄色いムシクイ。題材が多すぎますよ。
ホパトコン湖の湖岸には一般住宅や別荘が建ち並び、そのほぼすべてがボートハウスや自家用桟橋を持っている。それらの補修のため5年に一度、夏の間湖の水位を数フィート下げるそうだ。行政による住民サービス。今年がその年で、10月初めでもまだ3フィートほど普段より低かった。そのためバード・サンクチュアリも全体に浅くなり、アオサギも普段は立てない入り江の真ん中を徘徊出来たようだ。水位が低い分、藻も密に生えていて、アオサギの歩いた後が一筆書きのように水面に残っていた。
この地域は冬には雪に覆われ、湖は完全に凍り付く。22歳の時、12月半ばに隣のモホーク湖に来たことがあるが、陸から湖まで境目無く真っ白になっていた。だから木々が紅葉に変わり始める頃には、地面の植物も冬支度を始める。友人の庭先や空き地の日だまりに、葉が真っ白な綿毛に包まれた草があった。小林さんによれば「ウサギの耳」と呼ばれる草だそうだ。これなら雪に埋もれても大丈夫。
森の中を歩くときは足下にも注意。落ち葉に紛れてそこここにキノコが生えている。よく見ると鹿に食われて石突きしか残っていないものも。そのキノコは無毒なのだろうが、なにせ傘が残っていないのでどのキノコなのか分からない。いずれにしてもキノコについてはシロウトなので、ここでも取(撮)って良いのは写真だけ。そのかわり小林さんが八百屋で大きくておいしそうなキノコを発見。三人で美味しくいただいた。
山荘のダイニングで朝食を食べていると、車のそばに鹿が見えた。キツツキが二羽、窓のすぐ外にある枯れ木をつついていた。ハイイロリスはそこいら中をかけずり回っている。入り江の岸には鹿とアライグマの足跡が並んでいた。白いカワセミ。黄色いムシクイ。題材が多すぎますよ。