Ham's Gallery 制作日記

マリンワイルドライフアーティスト浜中せつおのアトリエ便りです。たまには取材と称し、釣行記も載せたりします。

アメリカの旅:AFC美術展(その2)

2008年10月10日 23時37分15秒 | アメリカ(AFC美術展の旅)
美術展の初日は9月15日だが、9月26日から3日間にわたりオープニングレセプションが行われた。26日はエクスカーションとしてブロンクス動物園を見学し、夜は美術展参加者のカジュアルなカクテルパーティ。27日はアメリカ自然史博物館見学と、夜にVIPやコレクターを交えての表彰式兼ディナーパーティ。そして28日の午後にパブリック・オープニング。こうして12月19日までの一般公開が正式に始まった。


   雨のブロンクス動物園

海外旅行では、現地入りした翌朝にサンサンと降り注ぐ太陽を浴びれば、時差ボケなど吹っ飛ばせる。しかし到着翌日の25日は曇りで26日は雨。ボケたまま26日の朝、ホテルからブロンクス動物園へ向かうチャーターバスに乗り込んだ。動物園を経営するWildlife Conservation Society(野生生物保全協会)が、美術展の協賛もしているので企画された見学だ。Societyの会員がガイドに付き、飼育係などの話も聞けたが、ボケた頭に英語の解説はほとんど素通りだった。とはいえコンゴ・セクションやマダガスカル・セクションなど、屋内展示も多くてそこそこ楽しめたし、昼食会でのチョコレートケーキは美味かった。


   屋内展示場は動物をあまり刺激しないよう、人間の側を暗くしてある


   開園は19世紀末。当時の建物も多いが中は改装され、今も展示に使われている

自然史博物館ではジオラマ展示を担当するシニア・マネージャー、Stephen Quinn氏がAFCの会員でもあることから、普段は見られないジオラマの製作工房を見学できた。土曜日なので工房にはわずかなスタッフしかいなかったが、その代わりにデッサンや作りかけの作品が乱雑に置かれた机などをじっくりと見学できた。壁に貼られたメモ書きやマスコットなど、いかにもアメリカっぽいユーモアが楽しかった。


   自然史博物館のジオラマ工房見学


   ジオラマはここでパーツごとに組み立てられ、大型エレベーターで展示場に運ばれる

この日の昼食は自由行動。博物館のフードコートに行列が出来ていたので、パートナーと二人で外のセントラルパークへ行きホットドッグ。完璧なおのぼりさん。


   博物館を出て雨のセントラルパークへ
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