Ham's Gallery 制作日記

マリンワイルドライフアーティスト浜中せつおのアトリエ便りです。たまには取材と称し、釣行記も載せたりします。

アメリカの旅:AFC美術展(その1)

2008年10月06日 22時46分35秒 | アメリカ(AFC美術展の旅)
カナダを拠点とする美術団体、Artists for Conservation(AFC)は、絵画や彫刻、写真などの作品を通じて自然保護を訴える、プロやセミプロ芸術家の集まりだ。設立からまだ11年の若い団体だが、すでに世界17カ国から四百数十人のネイチャーアーティストが参加、日本からも僕を含め3人が会員となっている。

各会員の自然保護活動への関わり方は、絵画販売の収益の一部を各種団体に寄付したり、自らが保護活動に参加するなど様々。なかには動物園の飼育員や博物館に勤める人もいる。僕の場合はJICAの専門家派遣で参加した、ガラパゴス海洋環境保全計画がこれまでで最大の仕事だ。

会自体も寄付金活動に加え、選抜した会員を希少動物保護活動に派遣、美術による啓発活動を行うなどし、その活動が欧米で高く評価されるようになった。

そしてその記念すべき第一回公募展が、アメリカでも数少ないネイチャーアート専門の美術館、ハイラム・ブラウベルト美術館で始まった。


ハイラム・ブラウベルト美術館はマンハッタンからハドソン川を渡り車で40分ほどの、ニュージャージー州オラデルにある。ニューヨーク郊外の閑静な住宅地として歴史ある町で、中でもひときわ大きな邸宅の馬屋を改装したのがこの美術館だ。馬屋といっても西部劇に出てくる馬小屋とは違い、大富豪が名馬を十頭近く飼っていた豪華な建物だ。とんがり屋根のてっぺんには風見鶏ならぬ風見馬が見える。



道路に面した屋敷の前面には芝生が広がり、近くのオラデル貯水池からカナダガンの群れが飛来してエサをついばむ。奥には森を背景に大邸宅が控えるが、こちらは別の金持ちが買い取って住んでいるそうだ。



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旅から帰るとやるべきことが山積み。
締め切り仕事も3件。
そんなわけで、続きはおいおいアップします。
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2 コメント

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お帰りなさーい (シーブレ)
2008-10-07 00:27:08
現地の写真をずーっと見てたら、何と言うか、欧米人って植物との付き合い方が上手だなーって思いました。
緑の取入れ方に余裕があるんだよなぁ。

日本人も昔は花鳥風月、自然と融合した文化を謳歌していたのに、今はつくづく下手だなぁって、Hamさんの写真見てたら思いましたよ。

何所か綺麗な所へ行きたくなりました・・・
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帰りました~ (Ham)
2008-10-07 12:44:38
>シーブレさん、

向こうにいると帰りたくなくなっちゃうんですけどね。
しぶしぶ帰って参りました。

何処に行ってもそこに住みたくなる癖があるんです。
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