ダッフィー船長航海記 / Captain Duffy

2010.5.2 はじめました。
ボクは、おにいさんと、色々なところにお出かけしています。
コメントもよろしくね♪

海運株が胡散臭い??

2022-03-14 21:05:46 | 投資
かつて低迷していた海運株が、コロナ禍の今高騰していることに、胡散臭さを感じている人が多いようですが。。。

株式市況全般に関して、仕手や投資家の思惑による変動はあるにせよ、別に、うさん臭くも何でもなく、騰がるべくして騰がってるんですけどね。

要は船舶の需給がショートすれば騰がります。
船は、車と違って増やすにも年単位がかかります。
新造船は、建造自体も半年以上、普通は発注から四-五年かかります。
海運不況の時には、船が余って、中古船市場も賑わいますが。
このような海運が好況なら、手っ取り早く船を増やすには中古船なので、とっくに復帰して運行されています。
そのため、スクラップにするために売られた船さえ、修理して使おうと。

運送業は、海運に限らず、市場の荷物(旅客)の需要をベースに、機材(船舶、車両、航空機)を揃えます。
そのため、輸送需要が一定量を超えて急増すると、足りなくなります。
流通増加で運ぶ荷物が急増すれば必然的に。
なので、今年は秋にかけてはx2前後にも。
今から2倍? というと、まさかと思われるかもしれませんが。
15年前後前のチャートを見れば一目瞭然。
そして、15年前は、中国景気による資源輸送事情によるもので、コンテナ輸送の活況は現在のほどでもなかったわけで。
それを考えれば、前回をはるかに超える可能性も。

ただ、その先は、1-2年でまた萎むんでしょうけど。
それは、新造船も出回ってきて、市場の荷物(旅客)の需要とバランスして来ると、今度は運賃価格での競争時代に移行しますから、収益の天国も終わります。
結果、前回は、第一中央汽船が潰れたり。

山師相場師の胡散臭さはなく、ただの需給バランスと投資家の思惑です。

投資判断は慎重に






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