年金がもらえなくなるとか、老後に2000万円必要とか、、いろいろ言われていますが。。。
その昔、人間50年、人生もその程度の時代でした。
戦後、平均寿命が延びたと言っても、65-70歳前後。
定年60歳と言うのは、「もうそれを超えると、老いぼれて体も自由が効かないから、家でひっそりと暮らせ」という設定で、軍隊が若年定年制として、55歳程度の定年にしているのは、戦争で戦うのは老いぼれたら無理だろ?、って理由です。
老人というのは、老いた人、定年後は、老いて働けないから、老人だったわけです。
そして、働けなくなった残りの余生を、ひっそりと暮らすための生活費に困らないように、年金制度がつくられました。
現役時代の年収に比べて少ない支給額と言うのは、その細々とした生活費が賄えればよいためです。
が、その後、平均寿命も健康寿命も格段に延びましたが、年齢が設定された制度は、その年齢のまま継続されます。
が、健康ならまだ少しは働けるんじゃあ、ということで、かろうじて年金支給開始が65歳に変更になっています。
さて、ここで大きな問題です。
要は、「60歳まで働き、老いぼれた残り僅かな人生を細々と年金で」という設定が、60歳では、老いぼれていないから、まだ10年くらいは、動き回れるということです。
そうすると、定年でリタイアしたから、時間は十分あり、体も十分動くから、「ひっそりと暮らすための生活費」以外に、色々必要となってきます。
すなわち、定年後、高齢者になっても、ただちに老人にならないでしょ? と言うことです。
ここで、大きな誤解は、「定年後、遊んで暮らせるための年金がもらえる」というものです。
年金は、「定年後、遊んで暮らせるためのお金」がもらえるわけじゃあなく、細々と暮らせるための金額です。
昔の人が、「年金暮らしで優雅に」と言われていますが、それは、きちんとした生活設計の中、家を買い、貯金をしているから、家賃を払う必要もなく、貯金と年金で豊かに暮らせる話です。
年金額を増やしたいなら、生命保険等で年金加入しておけば、支払額に応じて年金がもらえますが、若いころは貯めるより使うものです。
そして、その、使う癖が、そのまま定年後も継続されるなら、お金が足りなくなります。
「老後に2000万円必要」と言うのは、ひとつにはそういう費用の分で、年間100万で20年に相当しますから、老後の金銭的豊かさを賄うためには、それなりの蓄えが必要と言うだけです。
年金額が少ないというなら、多くするためには?
年金制度は、払い込んだ金額に応じて年金がもらえる制度ですから、年金を倍もらいたいなら、払い込みも倍にすればいいのですが、、、それでは負担が大きいですよね。
じゃあ、税金? 消費税の、福祉目的税として、消費税30%くらいにすれば、税負担で済みそうですが。。。
現行たった10%の消費税を、8%、5%に戻せとか、廃止しろとか騒ぐ状況では、消費税30%なんかはありえませんよね?
結局、日々の払いをしぶるくせに、もらう分だけ多く、ってのは、言うだけ無駄な話です。
公的年金は以外でも、年金保険がありますから、公的年金のほかに払い込んでいれば、年金総額は多くなります。
年金が破綻してしまうと、生活困窮者は、生活保護に依存することになりますから、国は、年金制度を破綻させるわけがありません。
生活保護は全額税負担ですが、年金制度は、本人負担、企業負担で、税負担はごく一部にすぎません。
なので、「若者は払わされるだけで年金はもらえない」論は、政治的意図による扇動であって、騙されて載せられているだけの話です。
⇒ 年金問題
⇒ 老後資金2000万?
⇒ 年金の繰り上げ繰り下げ
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その昔、人間50年、人生もその程度の時代でした。
戦後、平均寿命が延びたと言っても、65-70歳前後。
定年60歳と言うのは、「もうそれを超えると、老いぼれて体も自由が効かないから、家でひっそりと暮らせ」という設定で、軍隊が若年定年制として、55歳程度の定年にしているのは、戦争で戦うのは老いぼれたら無理だろ?、って理由です。
老人というのは、老いた人、定年後は、老いて働けないから、老人だったわけです。
そして、働けなくなった残りの余生を、ひっそりと暮らすための生活費に困らないように、年金制度がつくられました。
現役時代の年収に比べて少ない支給額と言うのは、その細々とした生活費が賄えればよいためです。
が、その後、平均寿命も健康寿命も格段に延びましたが、年齢が設定された制度は、その年齢のまま継続されます。
が、健康ならまだ少しは働けるんじゃあ、ということで、かろうじて年金支給開始が65歳に変更になっています。
さて、ここで大きな問題です。
要は、「60歳まで働き、老いぼれた残り僅かな人生を細々と年金で」という設定が、60歳では、老いぼれていないから、まだ10年くらいは、動き回れるということです。
そうすると、定年でリタイアしたから、時間は十分あり、体も十分動くから、「ひっそりと暮らすための生活費」以外に、色々必要となってきます。
すなわち、定年後、高齢者になっても、ただちに老人にならないでしょ? と言うことです。
ここで、大きな誤解は、「定年後、遊んで暮らせるための年金がもらえる」というものです。
年金は、「定年後、遊んで暮らせるためのお金」がもらえるわけじゃあなく、細々と暮らせるための金額です。
昔の人が、「年金暮らしで優雅に」と言われていますが、それは、きちんとした生活設計の中、家を買い、貯金をしているから、家賃を払う必要もなく、貯金と年金で豊かに暮らせる話です。
年金額を増やしたいなら、生命保険等で年金加入しておけば、支払額に応じて年金がもらえますが、若いころは貯めるより使うものです。
そして、その、使う癖が、そのまま定年後も継続されるなら、お金が足りなくなります。
「老後に2000万円必要」と言うのは、ひとつにはそういう費用の分で、年間100万で20年に相当しますから、老後の金銭的豊かさを賄うためには、それなりの蓄えが必要と言うだけです。
年金額が少ないというなら、多くするためには?
年金制度は、払い込んだ金額に応じて年金がもらえる制度ですから、年金を倍もらいたいなら、払い込みも倍にすればいいのですが、、、それでは負担が大きいですよね。
じゃあ、税金? 消費税の、福祉目的税として、消費税30%くらいにすれば、税負担で済みそうですが。。。
現行たった10%の消費税を、8%、5%に戻せとか、廃止しろとか騒ぐ状況では、消費税30%なんかはありえませんよね?
結局、日々の払いをしぶるくせに、もらう分だけ多く、ってのは、言うだけ無駄な話です。
公的年金は以外でも、年金保険がありますから、公的年金のほかに払い込んでいれば、年金総額は多くなります。
年金が破綻してしまうと、生活困窮者は、生活保護に依存することになりますから、国は、年金制度を破綻させるわけがありません。
生活保護は全額税負担ですが、年金制度は、本人負担、企業負担で、税負担はごく一部にすぎません。
なので、「若者は払わされるだけで年金はもらえない」論は、政治的意図による扇動であって、騙されて載せられているだけの話です。
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