今日は本を買ってきました。
①屍人荘の殺人 著.今村昌弘
映画のプロモ見て面白そうだなと思ったので。
作者さんはお名前は存じていたのですが作品を読んだことは無かった為いい機会かなとおもいまして。
たのしみ。
②十二国記 魔性の子 著.小野不由美
今更感はあるんですけど、でも今まで読んでいなかったのであれば読むなら今かなと思いまして。
自分でもすきだろうなとは思ってたんです。思ってたんですけど、手を出してしまうと沼りそうで学生時代は避けて通ってきた作品です。
たのしみ。
そして今回の読書記録。
辞書には載らなかった不採用語辞典 著.飯間浩明
辞典なのにちゃんと読んでしまった笑
まぁ筆者の解説がメインなので、読み物で間違いないんですけどね。
第1章 思わずいい間違った?まだ定着していないことば
第2章 辞書にあったら楽しそう ユーモアのある言葉
などといった形で章立てされており、不採用語をジャンル分けして紹介されています。
例えば第1章は元々の誤用や言い間違いがまとめられています。
これら、結構パッと見で全部誤用だなと感じてしまうんですよね。もちろん、言葉は日々変化していくものなので、誤用が一般的になることも多くありますけど、少なくとも現段階ではどれも明白に"間違い"だなって思ってしまう。
これらを間違ってるなーとスルーせずに採集できる辞書編纂者さんって凄いなと思いました。
第2章は造語にあたるものが多いのかな。
本書は2014年と少し前に出版されたものなのですが、この章を読むと今ではネットスラングとしてはかなり当たり前になっている言葉や、逆に死語として扱われている言葉や、そんな言葉達がこの頃こういう経緯で出てきたのかというのに触れることが出来るのはちょっと面白い。
全5章で様々な単語が紹介されています。
確かに使ったことはあるけど、俗語だったりスラングとして使ってるから辞書には載らないだろうなーってものもあって面白かったですね。そういう言葉も収集しておいて、一般化されたら辞書に載るのかなぁ。
辞書って面白いですよね。
学生時代は同じ単語を複数の辞書で調べて比べてみたり、同じページ数の所に同じ単語が載ってるかとかいろいろ遊んだものです。
辞書が作られる過程に触れられている本を見つけると手に取ってしまいがちです。
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