井上ひさし作の戯曲で、宝井琴凌作『天保水滸伝』などの侠客談義とシェイクスピア全37作品を基に描かれる壮大な任侠劇。シェイクスピアの全作品の要素を盛り込んだ長時間の戯曲。
今作の演出は藤田俊太郎さん。だいぶ昔に蜷川さん演出で観たことあるけど、演出家が変わると作品の印象もかなり変わりますね。
蜷川演出に比べると今回は全体的に明るくいい意味で軽い感じだったので、シェイクスピアの名場面や難しい長台詞も分かりやすかったと思う。蜷川演出は演劇要素が強かったけど、今回はミュージカル要素が多め(とはいえ、ミュージカルと演劇半々くらいかな)だったし、舞台装置も豪華だったので、全体的にポップな印象。
オケピが無かったので「もしかして?」とは思っていたけど、客席降り演出ありました 通路からは遠い席でもやっぱり1階席のほうがテンション上がる
◆キャスト◆
佐渡の三世次:高橋一生、きじるしの王次:浦井健治、お光/おさち:唯月ふうか、鰤の十兵衛:辻󠄀 萬長、隊長:木場勝己
私のお目当ては浦井さん。出番はあまり多くなかったし2幕序盤で死んじゃうのでちょっと残念だったけど、出てきた瞬間からオーラと華がありカッコ良かった~💕
高橋一生さんは今回が初見。テレビドラマでの俳優さんとしての印象しかなかったけど、発声も唄も良くて意外と舞台向きかも。
ふうかちゃんの一人二役の演じ分けと衣装早替えもお見事でした。
今回はクレジットカード会社の貸切公演だったのでカーテンコールでは高橋さん&浦井さんからの挨拶があってちょっと得した気分
最近、プレイガイドでの抽選がま~ったく当たらなくて、カード会社枠や会社の福利厚生じゃないとチケットが当選しないんだけど、今後もカード会社さんにはお世話になりそうです~
■観劇記録■
日生劇場 S席 1階L列40番
この劇場の1階席は後方席でも意外と舞台が近く感じられるのが良い 前席の人の頭がちょっと気になったので簡易座布団使用
エンタメも色々楽しまれていますね♪
『天保十二年のシェイクスピア』は、この連休は色々あって暇になったし、救済チケットもかなり出ていたし、ポスターからも(笑)、取っちゃおうかな!? と気になりつつ、ミュージカルと演劇半々くらいで、ミュージカル派の人には苦手かも? の感激レポ読んで、結局止めましたが(;^_^A
分かりやすく楽しめたようですね♪
私の中では「沖縄本島」と「宮古島」は別の場所なんですよね~
たまたま連続しちゃったのですが、今月のエンタメは二作品で終了です(^_-)
「天保~」は、せっかくミュージカル俳優さんが多いのに唄のシーンが少なかったので、もったいないな~って感じ。各出演者2~3曲程度だったかも。
私はストレートプレイが好きなほうなのでOKでしたけど、あっちゃんは・・・たぶん満足できないかもしれませんね~(^_^;)