平安初期に円仁による開基と伝わる。室町時代とされる仁王門。続いて現れる不動堂(建武二年1335年大風で被害を受け山中より現在地に康永元年1342年移設)。いずれも関東では指折りの古建築である。不動堂奥の奥殿には、11世紀末平安時代制作とされる木造不動明王像が安置されている。像高2.858M 光背4.198M。重要文化財。像形は大変見事。その頭部から見つかった文書は暦応二年(1339)のもの(不動明王像と像内文書)。京王線高幡不動下車徒歩5分。高幡不動尊(youtube2018)
高幡不動三尊像について(せきとよしお)
「松杉や枯野の中の不動堂」(正岡子規 明治25年1892年12月8日)
高幡不動三尊像について(せきとよしお)
「松杉や枯野の中の不動堂」(正岡子規 明治25年1892年12月8日)