二宮尊徳(1787-1856)を祭神とする神社で1896年創建。現在の社殿は1909年改築のもの。近くには報徳博物館があり関連資料が展示されている。中堅農家出身の尊徳は、洪水により零落した自分の家の再興を勤勉により果たした。その後、尊徳は小田原藩への献策により、藩内の農村の復興の功績で注目されるようになる。やがてその実績と思想は江戸幕府からも注目されることになり、1842年からは幕府に出仕して農村の復興に尽力した。交通 小田原駅から小田原城内に入り天主右下の坂道を下る。駅から徒歩10分。神奈川県小田原市城内。
尊徳の思想を報徳思想と呼ぶことがある。
大きな目標を達成するため小さなことをコツコツ積み上げる「勤労」
分をわきまえ適量・適度を旨とする「分度」
譲る心や社会への利益還元を説いた「推譲」
(「尊徳の遺伝子で再興 薄利貫き顧客増」『日本経済新聞』2009年2月4日)
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