先日札幌へ帰省した際に、小樽へも行きました。
小樽ー札幌は電車で45分、エアポートだと30分くらいで行けます。
雪が積もった小樽運河を見たかったのですが残念ながらまだ積雪前。
南小樽駅で降りて、小樽駅まで散策することに。
北一硝子を見たり、ルタオの展望台にあがったり、小樽ビール工場の見学をしたし、回転寿司を食べたり・・・最後にお気に入りの「あまとう」にてクリームぜんざいで締めました。
昭和の香りプンプンの小樽のアーケード街にあるお店は一階がショップ、二階が喫茶店になっていいます。
小樽の洋菓子店といえば昔から、「あまとう」、「館」。
ルタオはもともと本州資本のお店なので本当は小樽の洋菓子とはいえないと思う。
あまとうのぜんざいは冷凍になったらアイスクリーム状のものもあり、こちらは北海道展でも見かけることもあると思います。
東京にはあんみつ屋さんはたくさんあって、有名なお店もたくさんあるけれど、あまとうのような豪勢な盛りのクリームは見たことがありません。
豪快な北海道らしいクリームぜんざい。
そして、あまとうのぜんざいは白玉ではなくて求肥のお餅が特徴。
昭和時代ではかなり濃厚だったと思われるソフトクリーム。
平成の今では濃厚さにはちょっと欠けるけれど、昭和世代には懐かしい何ともいえない味。
餡もたっぷりで餡好きにはたまらないのです。
求肥のお餅は好みが分かれるところでしょうが、あまとうらしさでもあります。
酸味が効いた苺がたっぷり載せられた苺クリームぜんざい。
クリスマスバージョンはイチゴソースではなくチョコレートが載っていましたが、昔ながらのあまとうの味を楽しみたくて通常バージョンを選択。
クリームの量が多く途中飽きるので、苺を食べて口直し。
酸味の効いた苺も評価の分かれるところですが、口の中の甘さを消ためにはバランスがよいと思う。
苺の量もたっぷりなので、苺を二人で半分こずつ分けてちょうどいい感じでした。
昭和世代としては大満足~~~~
小樽はお寿司ももちろん美味しいけれど、B級グルメやスイーツの老舗がいろいろあります。
2月の「雪あかりの路」の頃がおすすめです。
http://blog.goo.ne.jp/fuekitty/e/2ffb12654a26219396cb132905c98181
私はソフトクリームは濃厚ミルク系が好きですが、あまとうのクリームは昭和の喫茶店ブーム時代には革新的な濃厚なソフトクリームだったと思われます。
東京の老舗のあんみつ屋さんでは味わえないソフトクリームです。
ついつい「小樽の女よ」を口ずさんでしまう小樽駅。
今回は乗れなかったけれどクリスマス時期は、小樽ー札幌間を「SLクリスマス号」も走ります。
あまとう (甘味処 / 小樽)
★★★★☆ 4.0
あまとうのアイスクリーム状のクリームあんみつは北海道展でもたまに見かけます。