ミシュラン☆獲得シェフのガストロノミーシノワ/青山ラピュタガーデン『玻璃 青山』

外苑前駅からスグにある青山ラピュタガーデンは何度か訪問している大好きな場所。
新年会はまだ未訪問の中華にしよう！ということで、中華の『玻璃青山（ボーリー）』へ。

非日常を感じさせる都心のオアシス『青山LAPUTAGARDEN』内に2013年ミシュラン1つ星を獲得したシェフ、有島氏が料理長を務めるガストロノミーシノワ『玻璃　青山』が2014年7月オープン。

何度か訪問している青山ラピュタガーデンの天空空間で気になっていた中国料理のお店。
正統派広東料理をベースとした繊細でありながら華麗で感性豊かな中国料理として人気だそうです。

料理長の有島氏はザ・ペニンシュラ東京「広東料理「ヘイフンテラス」、マンダリンオリエンタル東京、広東料理「センス」と中華の美味しいと言われる人気店を経て、青山ラピュタガーデン『玻璃 青山』の料理長に就任。

ヘイフンテラスもセンスもグルメ友達の間で大人気のお店でしたが、その人気を支えていた有島氏が私の大好きな青山ラピュタガーデンにいらしたとは！

ミシュラン☆の味をびっくりするようなコスパでいただけると知りさらに驚愕！
これは行かねば！

お席からは東京タワーが見えます。
＜コース￥8,800、￥12,800、￥16,800＞
の中から水晶8,800円水晶を選択。

ガストロノミーシノワで味わう、叡智な洗練。玻璃(ボーリー)青山は、これまでの素材を活かした調理手法はそのままに、正統派広東料理をベースに シックスセンスを刺激し、覚醒するかのような華麗な料理を提供。

私が一番好きなのは懐石、フレンチで、中華は実はあんまり好きじゃないジャンル。
外れたときが本当につらいお料理ジャンルが中華だからなかなか選択しませんが、『玻璃 青山』ここは行ってみたい！と直感的に感じた素敵なオーラを放つエントランスでした。

お店のエントランスを見ると直感的に美味しいとか美味しくなさそうとわかりますよね。

ガストロノミーシノワ。
つまりは、伝統の広東料理に洗練の感性が融合するモダンチャイニーズ。

この道35年のベテラン、ミシュラン☆獲得シェフ有島浩明氏は、自身がつくるお料理とワインを合わせたいのだな。とピンとくるエントランス。
モダンチャイニーズだから私が惹かれたのだ！


席から見える東京タワー。
この場所を海外の方が知ったら予約が取れない中華店の筆頭になるも。
首都東京を感じるおしゃれ空間！


まずはモエ・エで乾杯！
東京タワーを眺めながらいただくモエ・エは最高！


メニューにはない裏メニュー的なチャームが登場。
なんと、ヘイフンテラスやセンスでも出される、カシューナッツとクルミ。
同じレシピで作っているとのこと。すご過ぎる！

紹興酒も合うけれど、ワインにも合うな～。

時代は中華でも和食でも合わせるお酒はワインになってきているのですね。
最近の日本酒も限りなくワインテイストになっています。


★自家製のＸＯジャンと豆板醤
これがまた美味しい！


★テーブルに置かれた茶香炉。
アジアンテイストでモダンな感じが香ります。

あの一流ホテルの高級中華の味、ヘイフンテラスやセンスの味を8800円のコースから楽しめる！とはいえ、マジ？本当に8,800円で再現できるの？って思っちゃうけど本当に味わえます。

厳選した素材を一瞬で焼け焦げるような、高温の火力で調理されているそうです。
中華は火力が大事と聞いたことがありますが、そんな高温だったとは！


アラカルトもあるけれど、シェフの意向としてはコースで、有島ワールドを堪能していただきたいようです。

コースだけのメニューにしたいという熱い思いもあったようですが、立地から遅い時間に入店される方も多く、コースの提供は時間的に無理もあったり、リピーターさんも多いのでアラカルトとなってるようです。

お料理はコースでいただかないと味のバランスが整わない気がするので、私もコース派。
なのでコースでバランスを整えて出しいただけるのは嬉しいです。

★アミューズブーシュ　鴨の桜チップのスモーク
これが鴨？柔らかく牛肉みたいな味わい。
桜のチップが香りなんとも言えない味わい。


★シェフセレクト　お楽しみアペタイザー5種盛り
ピクルス、大根の漬物とくらげ、サーモン、蒸し鶏（伊達鶏）のよだれソース、プラチナポークの釜焼きチャーシュー。

中華というより、フレンチテイスト。
創作和食にも近い味わいでコテコテ中華ではなく、上品でアッサリとした味わい。
フレンチや和食好きにスンナリ入って来る正統派の広東料理。

シェフはマリアージュさせるお酒はワインをイメージしているそうですが、私は日本酒をマリアージュさせるのもありだなと思いました。


繊細に手の込んだ日本の懐石料理のような愛でる感覚の盛り付けと、優しく上品な味わい。
アペタイザーの中で一番私が気に入った「プラチナポークの釜焼きチャーシュー」のクローズUP写真を撮り忘れちゃった。

★海老の胡麻衣揚げ　スパイシーソルトでどうぞ
スパイシーソルトでいただくエビもよいけれど、別にレモン香るスイートチリソースのようなソースもおすすめと添えていただきました。次のお皿を考えて臨機応変にソースを変えてくださるシェフの気配り。

間にスープもあったんですが、美味し過ぎて感動してうっかり写真撮り忘れ。
★爽やかな酸味のふかひれスープ白身魚と溶き卵を加えて
↑写真なくてごめんなさい^_^;



★柔らかな豚スペアリブのオリジナル甘辛ソース炒め　温野菜を添えて
この甘辛ソースがまた絶品！これはワインが欲しくなる！
ナイフで簡単にはがせるほど柔らかく煮込まれたスペアリブの味わいがまたなんとも言えず。温野菜とのバランスもよいです。

★上海蟹肉玉子ソース風味の豆腐煮込み　土鍋仕立て
一見、麻婆豆腐ですがNON NON！上海蟹肉がたっぷり～～♡
身体の芯からあったまるアツアツ土鍋で登場。

まろやかな豆腐の味わいと蟹肉が入ることでまろやかなな麻婆はXO醤や豆板醤で味に変化を持たせることもできます。もちろん、このまま食べても品のいい辛さがお口の中に広がりなんとも言えないしあわせな気分。

★牛肉と黄ニラ　もやし入り香港スタイル炒めライスヌードル
ライスヌードル、米粉のヌードルもまたなんとも言えないおいしさ。
牛肉とライスヌードルのバランスもよく、満足度の高い一品。

★デザート
中華の王道の盛合せは、マンゴープリン、杏仁豆腐、中国小菓子3品。

★シンプル杏仁豆腐 オリエンタルな香りのシロップと共に

★マンゴープリン　タピオカ入りマンゴークリームソースと共に
デザートまですべて完璧。
どれも上品で女子好み。
ホテル仕込みの洗練された上品な皿の数々。
お手頃価格で満足度の高いコースでした。

私がいただいたコースは『水晶』です。

シェフのススペシャリテである『金華ハムの香り漂う蒸しスープ “佛跳牆（ファッティウチョン）”』はアラカルトだと7800円ですが、コース『琥珀』を選択するとメニューに入ってますのでよりお得にいただけます。

しかも都心の夜景がエスプリとなり、大人時間をさらに贅沢にしてくれます。

食事後をまったりと夜景を眺めながらバーで過ごすこともできます。
バブルをもう一度！青春カムバックな空間はバブル世代には郷愁。


お友達とランチタイムに来るのもいいなぁ。
洗練された本格関東料理はマダムな大人が似合う。


贅を知った大人にこそ集って欲しい場所だから、ランチといえど妥協しない大人女子が集う素敵な空間のはずなのでぜひ、ランチタイムも営業して欲しいなぁ。

天空の楽園、青山ラピュタガーデン。
そこにはグルメを知り尽した大人の納得コスパの本物の広東料理がありました。

玻璃 青山 （広東料理 / 外苑前駅、青山一丁目駅、乃木坂駅）
電話番号050-5787-3728
FAX：03-6434-5907  

〒107-0062  東京都港区南青山2-12-14 ユニマット青山ビル9F

アクセス
地下鉄銀座線 外苑前駅 4a出口 徒歩1分
地下鉄半蔵門線 青山一丁目駅 5番出口 徒歩4分

駐車場　無