諏訪大社4社のうち、三社は諏訪市にありますが、前宮は茅野市にあります。
御祭神が最初に居を構えられ、諏訪信仰発祥の地と伝えられている場所で現在の社殿は昭和七年伊勢の神宮の御用材を以て建られたものとのこと。
御祭神が最初に居を構えられ、諏訪信仰発祥の地と伝えられている場所で現在の社殿は昭和七年伊勢の神宮の御用材を以て建られたものとのこと。
他三社は拝殿がそれほど石段などがないのに対し、前宮は石段ではないもののゆるい坂道になっていて、4社の中ではちょっとだけキツイかも。
鳥居は国道20号線にすぐ前にあります。
我国最古の神社の一つに数えられ、延喜式神名帳には南方刀美神社(みなかたとみのかみのやしろ)と記され、信濃国四十八座の第一にあり、当時既に信濃國一之宮として信仰されていたようです。
明治四年に国幣中社に列格、同二十九年に官幣中社、大正五年に官幣大社に昇格し、終戦を迎え昭和二十三年に諏訪大社と改称されたとのこと。
諏訪の信仰
全国に分布する御分社は一万有余社を数えお諏訪さま、諏訪大明神と親しまれ、敬まわれつつ巾広い信仰を有し、御神徳の数々は枚挙にいとまがありません。
古くからある信仰には風と水を司る竜神の信仰や、風や水に直接関係のある農業の守護神としての信仰が著名。
また水の信仰が海の守り神となり、古くからある港の近くには必ずと言っても良い程にお諏訪さまがお祀りされているのだそうです。
どおりで私が諏訪湖や諏訪大社に惹かれるのだと納得。
前宮のご由緒
上社前宮のご祭神は、八坂刀売神(やさかとめのかみ)。
前宮は、諏訪信仰発祥の地と伝えられています。
一説によると、本宮よりも「前にあった宮」との意味から、前宮と称されるようになったとも言われています。
江戸時代までは「前宮社」と称されていましたが、明治以降に「上社前宮」と定められています。
境内には湧水である「水眼(すいが)」と呼ばれる清流が流れ、ご神水として大切に守られています。
諏訪大社は基本、社殿を囲むように四本の御柱が立てられているのですが、その全てに触れることができるのは、四社のうち、この前宮のみとのことです。
歴史のある諏訪大社の中でも、最も古い社として、参拝者の絶えない神社です。
20号線の前にあり茅野駅からは徒歩でこれない距離でもないです。
地元の方のお話だと、茅野駅で降りて、前宮、本宮を徒歩でお参りする人が多いそうです。
本宮へ行く公共機関は上諏訪駅からかりんちゃんバスが出ていますが、前宮へ行くかりんちゃんバスはないみたい。
地元の方のお話だと、茅野駅で降りて、前宮、本宮を徒歩でお参りする人が多いそうです。
本宮へ行く公共機関は上諏訪駅からかりんちゃんバスが出ていますが、前宮へ行くかりんちゃんバスはないみたい。
茅野駅から徒歩やレンタサイクル、もしくは車が便利です。
次回は茅野駅で降りて、前宮、本宮へ徒歩で行き、本宮からはかりんちゃんバスで上諏訪駅まで行くというプランにしようかと。
諏訪大社上社前宮
長野県茅野市宮川2030
TEL:0266-72-1606
TEL:0266-72-1606