コダワリの女のひとりごと

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ドバイ経由のポルトガルの旅⑮世界遺産シントラ・ペナ宮へ行く

2018-02-04 | 旅 ポルトガル
シントラというユネスコ世界遺産の『シントラの文化的風景』の一部として登録された街のペナ宮へ行ってきました。
ポルトガルの北の都ポルトまで行き、アヴェイルやコインブラに立ち寄り再びのリスボン。
 
前の記事はこちら

リスボンからまたシントラへ早朝向かいました。
シントラまでは30キロほどなので日帰りできる距離。
 

全体が世界遺産に登録されているシントラは、ポルトガルの首都リスボンから西へ約30kmほど。
 

ペナ宮のエントランスへ行くのは意外と急な坂なのでシャトルバスで行く方がいいので乗ります。
3ユーロ。
バスの後ろのポスターのペナ宮が美しい!
 
シントラは
ポルトガル王家の夏の避暑地として使われた風光明媚な山間の町でその歴史は7~8世紀、イベリア半島に侵入したイスラム教徒のムーア人が城を建設したことに始まり、ムーア人からリスボンを奪回した初代ポルトガル王アルフォンソ1世により1147年、ポルトガル王国に併合され今に至っているそうです。
 
 
 
ペーナ国立宮殿 (Palácio Nacional da Pena)
ポルトガル・シントラにあります。19世紀ロマン主義を象徴する建築で、現在、国の文化財となっているペーナ宮殿は、1836年に女王マリア2世の王配、フェルナンド2世により建てられたそうです。
1755年のリスボン地震が首都と周辺地域を荒廃させ、ペーナ修道院は廃墟と化したそうです。

フェルナンド2世は、初めて山に登り旧フラデス・ヒエロニミタス修道院の廃墟を目にしたとき、すぐにシントラに一目惚れしたそうです。

フェルナンドは、空想的な夢を持っていたため古い修道院を再建し、シントラ滞在時の王家の夏の離宮として整備。
すばらしいしっくい細工、トロンプ・ルイユの施された壁、19世紀以来の多種多様なタイルの外装が、おびただしい数の王家の美術品の一部となっているとのこと。 

このお城を見た時にルードヴィッヒ2世を思い出しましたが、ルードヴィッヒはこのお城が建った30年後にノイシュバンシュタイン城を建てたそうです。
ペナ宮は色合いなどはノイシュバンシュタイン城よりも、ホーエンシュヴァンガウに似ているなと私は思うのですが。
ディズニーランドのお城のモデルになったとも言われています。
 

シントラの文化的景観
登録年:1995年
分類:文化遺産
アクセス:リスボンのロッシオ駅から、鉄道のRで約45分
さらに駅からバスで25分程度。

ペーナ宮殿 英名:Cultural Landscape of Sintra
 
 
 
 

ガラス製品が興味深いものが色々ありました。
 
 
 
 
 
 
礼拝堂の中ノアズレージョがすごい。

 

リヤドロかな?
 
 

シャンデリアが素晴らしい。
イタリア製でしょうか?ムラノガラスっぽい雰囲気は個人的に好みなデザイン
朝顔みたいな花がライトになったシャンデリア。
 
 

この広間で
 
 



山の上なので霧も深く、日本の竹田城のように雲海の中にあるように見えるスポットがありそうです。 
 

城の造りはノイシュバンシュタインに似ているけれど、色の感じとかデザインはホーエンシュバンガウの方が似ている気がしてなりません。
 
 
ペナ宮の入館の行列待ちもすごい。
この列がエントランス近くまで続き、列をかき分けて出て来る感じでした。
 
 
 
 
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