・南側の道路事情
アコレ前の交差点を利用せずに横断歩道のない高架下道路を直進して横断する方が後を立ちません。
朝の通勤時間帯などは工事関係車両も多く危険です。
住民からも改善を求める声があがっており、自警団の様に某マンション掲示板で注意を促している方も見受けられるのが現状です。
ですが直近の対策としてはポールコーンを増やしただけで抑止力としては不十分です。
ではなぜ積極的に規制しないのか。
それはこの行為事態が道路交通法によればグレーだという点が挙げられます。
運転者からすると停止義務はないが歩行者に注意する必要がある。
歩行者からすると横断禁止ではないが交通車両に注意する。
では横断歩道を設ければすべてが解決するか。
実はそうでもありません。
モラルハザードという用語があります。
これは改善策を備えた事で、より最悪の事態を誘因するという意味で使われています。
先に述べた道路交通法によれば横断歩道では歩行者がいれば車両に停止義務があります。
しかしこの規制を守らない知らない運転者が多い中で、この場所に横断歩道を設けるとどうなるか。
高架下で暗く視界が悪い横断歩道を渡る注意散漫な子供、横断に時間のかかる高齢者、通勤時間帯に小走りで駅へ急ぐ人、そこへ交差点の信号が変わりそうだとアクセルを踏み込んだ車が突入したらどうなるか。
残念ながら現状を解決するには個人のモラルに委ねるしかないと思っています。
しかしこういった街の課題に公民学と住民が連携して新しい発想や取り組みで解決していくべきだ思います。
ではどのような取り組みで解決できるのか、次回は参考例をあげたいと思います。
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