昭和45年、それまでの近鉄特急のデザインを一新して前年に登場した12000系スナックカーの増備量産車として登場した。制御電動車には軽食を提供できるスペースを設け、主に名阪特急に使用された。他の特急車との平滑が可能な貫通型車両であるが、幌を収納したすっきりとした顔立ちに仕上がっている。高度成長期に大量に投入され最大勢力を誇り、近鉄特急の決定版ともいうべき存在で、2連、4連、6連固定編成が存在していたが、数度の更新を受けながらも、新車の登場により廃車が進んでおり、残る編成の余命もそんなに長くないと思われる。スナックカーのの名称の由来は、制御電動車に設けられた軽食を提供できるスペースをスナックコーナーと命名したことによるが、スナックコーナーを設けた編成は初期の20編成のみであるばかりか、これらの編成も後年はスナックコーナーを撤去し、スナックコーナーのないスナックカーとなった。
模型は、エンドウ製の2連スナックコーナー付き。
モ12200
ク12300
モ12200 ク12300
手前12200系 奥30000系
手前12200系 奥30000系
2014.07.25 HO-0015
模型は、エンドウ製の2連スナックコーナー付き。
モ12200
ク12300
モ12200 ク12300
手前12200系 奥30000系
手前12200系 奥30000系
2014.07.25 HO-0015
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