JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

黄砂とPM 2.5

2016年01月08日 | 中国

青空の時の北京は美しい街です。



しかし、近年、いわゆる 「PM 2.5 」 の影響で、



大気汚染が進み、



よどんだ空気の日が多くなりました。


(北京の繁華街 王府井 ワン プーチン )
1990年代にも 「PM 2.5 」 はあったそうですが、
当時北京でよく聞いたのは、
中国の国会 = 『全国人民代表大会 』 が
始まる頃から (毎年3月 ) 空気が濁ってくる、
という話でした。



これは 「黄砂 」 の影響で、いわば自然現象です。



しかし、近年の 「PM 2.5 」 は季節に関係なく発生し、
(冬は発生頻度が高くなる )
その 『よどみ 』 は黄砂の比ではありません。



空に汚染物質の広がっていく様子が見えることもあります。



巨大な都市だけに、



果てしなくこの状態が続いている、
と考えるとちょっと不気味です。


(中国の名門大学 精華大学のキャンパス )
しかし、少しはいいこともあります。
撮影では、
ディフュージョンやフォグといったフィルターを使い、
意図的に霧がかかったような効果を狙うことがあります。



濁った空気に包まれた北京は、
このフィルターがかかった世界です。


(世界遺産 頤和園 いわえん )
ま、百歩譲って ・・・

jfk-world


































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