今日、私たちが自由に見学できる リーズ城 ・・・
その華麗な姿を守り続けたひとりの女性 ・・・
Lady Baillie
レディ ベイリー (1899年ー1974年 )
アメリカ ニューヨーク生まれ。 (母はアメリカ人 )
父は大資産家のイギリス人。
1901年 イギリスに移住。
フランスに留学、その後社交界にデビューする。
(リーズ城にて )
レディ ベイリーは、
1926年にリーズ城の所有者となりました。
(1931年 ウェディングデーの写真 )
生涯3度の結婚 ・・・ (最初の結婚は1919年 )
写真は3人目の夫
Sir Adrian William Maxwell Baillie
サー エイドリアン ウィリアム マクスウェル ベイリー
貴族階級のこの男性との婚姻により、
Lady レディ の称号を得る。
レディ ベイリーはウィークデーはロンドン、
そして、週末はリーズ城で ・・・
という生活を送りました。
(1938年に描かれた絵 )
リーズ城で描かれたこの絵は、
レディ ベイリー (中央 ) とふたりの娘です。
(最初の結婚で授かった子供たち )
(リーズ城の正門で )
レディ ベイリーは、
週末にはセレブリティをリーズ城に招き、
パーティに明け暮れました。
ゲストは、ヨーロッパの王室、政財界人、文化人、
さらに、ハリウッドのスターたちにおよびました。
アメリカ映画
『The Great Gatsby 華麗なるギャツビー 』
時代は1920年代 ・・・
夜毎絢爛豪華な饗宴を開き酔いしれる男の物語り ・・・
(1960年の写真 )
レディ ベイリーは女性ですが、
彼女こそがギャツビーだと語られることがあります。
(饗宴の目的は映画のギャツビーとは違うが ・・・ )
ロバート・レッドフォードが主演した
オリジナル 『華麗なるギャツビー 』 の公開は1974年 ・・・
映画を見届けたかのように、
この年 レディ ベイリーは他界しました。
(リーズ城で買うことができる日本語のパンフレット )
レディ ベイリーが
生涯を賭け守り続けたリース城 ・・・
『世界で最も美しい城 』 と呼ばれています。
(英語では The Loveliest Castle in the World )
JFK-World