Merdeka Square ムルデカ広場
「ムルデカ」 とは、マレー語で 「独立」 を意味します。
1941年、日本軍の占領により、
100年続いた白人王国 ＝ サラワク王国は終焉します。
1945年日本降伏後、オーストラリアに亡命していた
第三代国王ヴァイナー・ブルックが王位を辞退し、
サラワクはイギリスの直轄植民地となります。
その後1963年、
サラワクは独立を獲得しマレーシアに併合されます。
この独立を記念する広場が 「ムルデカ広場」 です。
ちなみに、マレーシアの首都 ＝ クアラ ルンプールにも、
マレーシア独立を記念する 「ムルデカ広場」 があります。
広場の周りは英国風の建物が並ぶ、
どこかヨーロッパを感じさせる空間です。
広場は、ほぼクチンの街の真ん中にあり、
クルマの交通量も多い場所です。
何気なくクルマの流れを撮影していて、あることに気づきました。
クラクションの音がまったく聞こえてこないことです。
穏やかなクチンの人たちを表すひとつのエピソードですね。
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