ノートルダム大聖堂 ・・・
そして、この写真の コンシェルジュリー がある
セーヌ川の中州 シテ島 ・・・
そのシテ島を望むセーヌ川の両岸 ・・・
そこから上流、下流に向かって、
多くの古本屋が軒を連ねています。
“ Bouquinistes ブキニスト ”
と呼ばれるパリの風物詩のひとつで、
『パリのセーヌ河岸 』 として
世界遺産に含まれている露店です。
ちなみに、
“ Bouquinistes ブキニスト ” の意味は、
『古本を売る人、買う人 』 です。
春から夏にかけて、街路樹がつくるやさしい木陰 ・・・
秋が深まる頃には、枯葉が舞い歩道を敷き詰めます。
ブキニストがパリの風物詩といわれる所以でしょう。
その歴史は古く、17世紀にさかのぼります。
(ポンヌフ )
最初 古本は ポンヌフ で売られていたそうですが、
橋上での物販が禁止になり河岸に移りました。
この古い写真でわかるように、
(向かって右は開店前の箱 )
古本は開閉式の箱に収納されています。
上流はサンルイ島、
下流はルーブル美術館まで続くブキニスト ・・・
出店数は200以上、収納箱はおよそ1000 ・・・
古本の数は約30万冊と推定されています。
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