ハノイから10キロほど離れたバチャン村は焼き物の村です。
バッチャン焼きの特徴は、石の混じった土を使うことです。
これにより陶器の柔らかさと、磁器の硬質な感じ一体となった
独特の風合いが出るのだそうです。
12世紀頃にはすでに焼き物作りが始まっていたというバッチャン。
村人のほとんどが焼き物で生計を立てています。
海上交易の発展によって、15世紀頃には室町時代の日本にも
バッチャン焼きは伝えられていました。
一見古風な風合いを持つデザインが、
ヨーロッパや日本のアンティークブームの中で注目を集めています。
撮影で訪れたこの日は旧正月・・
村の家々では、
お母さんが一生懸命お正月料理をつくっていました。
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