1954年から暮らし始めた住まいの近くに、
ホー・チ・ミン大統領は、
1958年、農村地帯スタイルの高床式住居をつくります。
執務室や寝室などは2階に設けられました。
ここでも質素な暮らしは変わりません。
1階では、政府高官を招いた重要な会談も行われました。
1階のぐるっと取り囲ベンチのようにも見える木の台。
毎日、午後になると学校帰りの子どもたちがここに座って、
ホーおじさんの話に聞き入ったそうです。
「よい社会とは、よい家族のことであり、
その逆もまた真実です。
社会の核心は家族です。」
これもホー・チ・ミン大統領の残した言葉です。
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