地表のおよそ 3分の 1の大きさの太平洋 ・・
Ferdinand Magellan
フェルディナンド・マゼラン (1480年ー1521年 )
大航海時代のポルトガルを代表する海洋探検家
1519年から 1522年にかけて敢行した世界一周航海の中で、
船が大西洋から太平洋に入ったとき、
その静かな海に感動したマゼランは、
『Mar Pacifico 穏かな海 』 (ポルトガル語 ) と叫びました。
太平なる海 ・・ それはそのまま広大な海域の名前となりました。
注:マゼランはこの航海中フィリピンでの先住民との戦いで戦死
その後1522年 彼が率いた船団が世界一周を達成
対流の激しい大西洋に比べて穏かな海 = 太平洋 ・・
そこには、約 25,000もの島があります。
そして、そのほとんどが南太平洋に点在しています。
パシフィックビーナスが目指す 「イースター島 」 は、
そんな多くの島の中でひとつだけぽつんと離れた存在です。
タヒチ島から 4000km、南米チリから 3500km ・・
もっとも近い島からでも 1900kmも離れています。
まさに絶海の孤島です。
注:無人島のゴメス島までは約 400km
「イースター島 」 到着予定の前日、
穏かなはずの太平洋が荒れてきました。
大きな船が接岸できる港のないイースター島では、
大型客船は沖合いに投錨、停船することになります。
海が荒れると、そこからの上陸が困難となります。
翌朝、
乗客の願いが通じたのか、
雲が切れ、虹がかかり、太平洋が穏かさを取り戻しました。
絶海の孤島 「イースター島 」 が見えてきました。
パシフィックビーナスは、
神秘の島にゆっくりと近づいていきます。
jfk-world