JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

THE PARCEL YARD パーセルヤード

2016年09月04日 | ヨーロッパ

斬新なデザインでリニューアルした キングスクロス駅 ・・・



しかし、古いものも大切にまもられています。
こちらは、レンガ造りの古い駅舎 ・・・



「THE PARCEL YARD パーセルヤード 」
『小さなスペース 』 ・・・ といった意味でしょうか。



いまはカフェやレストランになっているこの場所は、



元は、キングスクロス駅開業の時から使われてきた
鉄道会社のオフィスでした。



床材をはじめ、



オリジナル部材を再活用しリニューアルしています。



ノスタルジックな、とてもいい雰囲気を醸し出しています。



さて、これは1932年に登場し、
ロンドンとスコットランドのエディンバラを結んだ
当時の最速機関車 ・・・
その名前は
『Flying Scotsman フライング スコッツマン 』
つまり、『空飛ぶスコットランド野郎 』 ・・・

注: フライング スコッツマンは、当時の最高速度と
   連続ノンストップ走行距離の記録を樹立した。



こちらは、1938年に登場した 『Mallard マラード 』
時速203kmという
蒸気機関車の世界最高記録を持っています。
この記録はいまも破られていません。

注: どちらの機関車も、キングスクロス駅から
   多くの人々の夢を運んだ。



リニューアルしたキングスクロス駅の銅像 ・・・
Nigel Gresley
ナイジェル・グレズリー (1876年ー1941年 )
フライング スコッツマン、そして、マラードの開発者です。

ロンドンの魅力 ・・・
そのひとつは過去へのオマージュ ・・・
古いものが大切にまもられていることではないでしょうか。

JFJ-World
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