中国で、
香港と並んでスケールの大きい夜景で知られる上海 ・・・
たそがれ時、
刻々と表情を変えていく 『浦東新区 ホウトウシンク 』 ・・・
2010年 上海万博の開催地となった新都心です。
季節を選べば、
黄浦江 (コウホコウ ) を渡る風が実に気持ちいいです。
(ベストシーズンは5月頃 )
目の前を次々と行過ぎる観光船 ・・・
それぞれに趣向を凝らしたイルミネーションは、
いつまでも見飽きることがありません。
振り返れば 『上海バンド 』 ・・・
イギリスをはじめ、日本、フランス、アメリカなどの
治外法権が認められた租界地 (外国人居留地 ) です。
浦東新区とは対照的に、
こちらは歴史的建造物の宝庫です。
1842年、イギリス人の居留に始まった租界地の歴史は、
(1928年の上海バンド ウィキペディアより写真借用 )
1920年代に黄金期を迎えました。
その後、第2次世界大戦の終結とともに、
上海租界は幕を閉じました。
(浦東新区から見る上海バンド )
しかし、歴史の忘れ形見はいまも輝きを失っていません。
また、上海は眠らない街 ・・・
中国最大都市の
最も賑やかな繁華街 『南京路 (ナンキンロ ) 』 ・・・
ここに来るたび、不夜城という言葉を思い出します。
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