マラッカのチャイナタウン ・・
14世紀後半、マラッカ王国が誕生する以前から、
中国人がこの地に暮らしていた記録があります。
Cheng Hoon Teng Temple 青風亭 チェンフーティン仏教寺院
マレーシアに現存する最古の中国仏教寺院です。
15世紀初頭に明の皇帝 = 永 楽帝の命を受け、
大船団を指揮し大遠征を敢行した 鄭 和 の功績を称え、
1646年に建立されました。
(1月 3日のブログ参照)
建設のための資材は、すべて中国から持ち込んだそうです。
1646年といえば、
マラッカの統治がポルトガルからオランダへと移った時期です。
華人といわれる中国人は、動乱に巻き込まれることなく、
自分たちのペースを守りながら、独自の文化と生活を
維持していったのでしょう。
屋根を飾る色鮮やかな彫刻は、「三国志」 の一場面ではないか ・・
という現地の人の話でした。
いまも参詣者の絶えることがない、
華人の心の拠り所といった寺院です。
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