マチュピチュは、
1983年 ユネスコ世界自然遺産、文化遺産に登録された
世界でもめずらしい 「複合遺産 」 です。
マチュピチュを取り囲む多様性豊かな
動植物の生態系が 『自然遺産 』 として評価され、
遺跡の文化的価値が 『文化遺産 』 としての
評価を受けました。
『天空都市 』 『空中都市 』 などと称されるマチュピチュは、
段々畑に取り囲まれています。
そして、遺跡の大半を占めるものは住居跡です。
中には、2階建ての住居跡も存在します。
1階は居住スペースとして利用され、
2階は食物の貯蔵庫だったともいわれています。
住居には石の突起物があります。
これは茅葺きの屋根を固定するためのものです。
一部茅葺き屋根が復元されています。
人が暮らすためには水が必要です。
住居跡には、湧き水を利用した上水道が見られます。
これらは 『水汲み場 』 と考えられています。
マチュピチュ遺跡全体では17ヵ所あるそうです。
また、下水道と思われるものもあります。
これは 『トイレ 』 ではないかという説があり、
なるほど ・・ とうなずいてしまいます。
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