ニューヨーク
マンハッタンの古い街並み ・・・
チェルシー地区。
そこに佇む
Chelsea Hotel
チェルシーホテル
1884年に集合住宅として建てられ、
1905年からホテルに ・・・
ニューヨーク市、
そして、アメリカ合衆国が指定する
歴史的建造物です。
数々の伝説に満ちたチェルシーホテルは、
1960年代から1970年代、
ホテルというよりむしろ居住空間でした。
西海岸の ヒッピー に対して、
東海岸はボヘミアンでしょうか ・・・
何ものにも束縛されない自由な生き方を
標榜する多くの芸術家が
自然とここに集まりました。
ボブ・ディラン、サム・シェパード、
レナード・コーエン、オー・ヘンリー
ジミ・ヘンドリックス、
ジャニス・ジョプリン、
ウィリアムズ・バロウズなどが
このホテルに長期滞在しました。
他にも ・・・
枚挙にいとまがありません。
たとえば、アーサー・C・クラークは
『2001年宇宙の旅』 をこのホテルで
書き上げました。
こちらは、
若き日のマドンナが滞在した部屋です。
(正面に小さく見えるのがフロント)
ロビーには多種多様なアート。
宿泊代の代わりに置いていった作品です。
ここでは、
アートが社会通念の枠を超えて
認められていました。
注: この撮影、取材を行った
2003年頃までの話。
現在はオーナーが変わり
ホテルの様相も変わった。
さて、チェルシーホテルには、
さらにおもしろいエピソードがあります。
Christopher Cross
Arthur's Theme
たそがれのニューヨークが
目に浮かぶ曲ですね。
JFK-World