カンボジアの最後に、
プノンペンで出会った日本人のカンボジア古典舞踊家
山中ひとみさんを紹介したいと思います。
(写真中央)
カンボジア古典舞踊の魅力にひかれた山中さんは、
カンボジア古典舞踊の第一人者 = ユヴァンナーさん (左 )
を師と仰ぎ、
日本とカンボジアを往復しながら、
その魅力を広く伝える活動を続けています。
また山中さんは、
アンコール遺跡でカンボジア王立舞踊団とともに
古典舞踊を奉納した最初の日本人です。
カンボジア古典舞踊は、
神々そして自然の力など、
目には見えないものに捧げる舞踊です。
ですから、踊りの前には必ず祈りを捧げます。
師への感謝も大切な気持ちの表現だそうです。
インタビューの中で、
「目元を晴れやかにする」 という
山中さんの言葉が印象的でした。
辛いときも、悲しいときも、さえぎるものがない青空のように
自らの目元を晴れやかにすることを意識する ・・
ただそれだけで気持ちも晴れやかになる ・・
意味深い言葉だと思いました。
山中さんは、
現在日本各地でカンボジア古典舞踊の公演を行っています。
トン タン モアム ・・ しなやかだけどしっかりと ・・
カンボジアの人がよく口にする言葉です。
カンボジア古典舞踊には、
そんな思いが表れているように思います。
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