Palace de Cocotiers
ココティエ広場
『ヤシの木の広場 』 と名づけられた
ヌーメアの中心にある憩いの場所・・
広場中央には、
『Celeste セレステ (天女 ) 』 が立つ噴水があります。
毎年 1月下旬には、
『フランボワイアン (火炎樹 ) 』 が真っ赤な花を咲かせます。
(7月 19日のブログ参照 )
ニューカレドニアの年間平均気温は約24度 ・・
比較的過ごしやすい気候ですが、陽射しは強いです。
涼を求めて、人々が木陰に集います。
1774年、この島を訪れたキャプテン・クックは、
こんなふうに語っています。
『体格はフレンドリー諸島 (トンガ ) の人々と似ているが、
人なつこさと正直さにおいては彼らをしのいでいる 』
(8月 12日のブログ参照 )
人々は、実に人なつこく、ほがらかです。
「ココティエ広場 」 の中に建つ 『野外音楽堂 』 ・・
1879年に、人々の娯楽の一環として建てられました。
フランスの植民地となったニューカレドニアは、
もともとは本国からの流刑地でした。
(多くの政治犯も送られた )
流刑地時代、
流刑者たちで編成されたオーケストラがここで定期的に演奏し、
人々の人気を博したという逸話も残っています。
流刑地としての歴史については、追って紹介します。
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