こうして実際の内訳を見ると、パソコンそのものが豪華ではなくて、それに付帯する事柄が無茶苦茶だったことが判りました。然し乍ら、それでも呆れるだけですよ。こんな現実が罷り通っているんですから。投入10時間で週間2位に。かなりの反響です。
— Buzzap!(総合) (@Buzzap_JP) January 31, 2020
Atom搭載の富士通「ARROWS Tab」が1台27万8000円、渋谷区の小中学生向けパソコンは"ぼったくり"なのか | BUZZAP! https://t.co/HzFAsleoNG
私も同じ富士通の中古のWindowsタブレットを持っていますが、これよりも高性能でタッチペンやキーボードドックを含めても約10000円です。元々が法人モデルなので新品で購入すれば15万円はしますが、たとえ中古でも最新のWindows10を搭載していてタッチパネル、4GBのメモリ、64GBのSSDのスペックが10000円くらいで購入できれば万々歳な話です。
勿論、Officeソフトを入れれば10000円では済まないでしょうが、学校で使う場合はアカデミック版が適用されますから市販よりは遥かに安い筈です。
本来であればパソコンの全てに慣れる為にもデスクトップ型が好ましいと思うのですが、やはり相手が小中学生となると落としたり倒したりするのは日常茶飯事になりますからタブレットの方が良いのは正解でしょう。
ただ、正しくパソコンを使うという観点から捉えたら、最低でもノート型が相応しいと思うのです。
私は現在パソコン教室に通っているのですが、そこに置いてあるパソコンは殆どがデスクトップ型です。Office又は趣味(お絵描き)ソフトを学ぶ場所なのでモニターを大きくできるデスクトップが相応しい訳です。
また、先生が生徒たちの正しい使い方や学んだことを実践できているかをチェックする為にもデスクトップの方が相応しいんです。
そこから考えても、そもそも持ち歩くことを前提にしていることからしても変な話なんです。どれだけ時間がある彼らであっても、実際に持ち帰って操作する時間なんて微々たるものです。況してやWi-Fiを使わずLTE回線だけを使うとなれば速度の問題で使用時間にバラつきが出ます。生徒の家庭環境によってはWi-Fiを備えていて、それがない家庭との差も出てしまいます。
一律に学ばせる為には、やはり教室のみの使用に限り、どのタイプのものを使うにせよ全てのパソコンを中古で揃えるべきなんです。そうすれば予算も遥かに抑えることができます。下手すれば1台の予算で全て賄えるかもしれません。
斯く言う私が新品でパソコンを購入したのは5年以上前です。その後は全て中古で購入しています。中古だからこそ様々なタイプの機種に触れることができ、知識として備わったんです。もし新品に拘っていたら、たぶん現在の半分にも満たなかったでしょう。
また多感な時期の彼らが下手に新品に慣れてしまうと、いざ大人になってから潔癖症になる可能性が出てきます。勿論、私を含め誰もが新品で購入したいでしょうが、やはり高価な買い物なだけに中古で我慢する時もあるんです。
とはいえ、法人モデルの中古は見た目が綺麗な上に業務用なので作りも頑丈です。そして一般向けと比べたら遥かに丁寧に使われていますから新品と遜色ないでしょう。況してやデスクトップの場合、メインで触るのはキーボードやマウスなんですから、それさえ新調すれば殆ど同じ意味になります。
ある程度の蓄えができたら新品も購入したいですが、中古でスペックの高い機種が出ていると迷いますね。こんな時代ですから、新品で購入しても鮮度は1~2年くらいです。そんなサイクルに高い投資をするなら、中古で安く購入した方が賢明だと思っています😔 。