斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

その場凌ぎを繰り返してきた国の末路を憂う😩

2020-04-13 09:30:00 | 社会部
諺に【喧嘩するほど仲が良い】というものがありますが、今、そして過去の日本国民の互いの関係を見てみると、殆ど喧嘩らしい喧嘩はしていないと思うのです。

勿論、なんでも喧嘩すれば良い・喧嘩奨励ではありません。
お互いの生活と人生を尊重する為にも、やはり適度な喧嘩は必要だと思うのです。

おかしいことにおかしいと声を上げないと、いったい何が問題なのかということが判りません。然し乍ら、これまでの日本では声を上げても無視される傾向がありました。その結果がコレなんです。

その時々に声を上げ、互いが意見を出し合って解決していかなかったが為に、我々国民は土俵際まで追い詰められてしまったんです。戦後75年の歴史の中で、特に最近30年の国民のスタンス(私から言わせれば某アイドルグループと不倫に明け暮れた30年)のツケは相当に重いです。

ただ、過去も現在に於いても、それを妨げる要因の中に左翼・右翼思想があったことが声を小さくしてしまったとも思います。

確かに誰でも思想はありますが、国民として間違っていることを正す際には右も左も関係ないフラットな状態でなければならないと思うのです。それなのにちょっとでも表立てば思想で潰しにかかり、問題を雲散霧消させてしまったのです。

そりゃ、潰した側は其れで溜飲が下がったでしょうが、それは枝葉の部分で下げただけで根本的な問題は解決せず先送りされただけなのですから、どこかの時点で再び同じ問題に直面するんです。そして其れが今ではありませんか。

問題解決を先送りするだけの、その場凌ぎな緩いスタンスなんて端から世界には存在しないんです。あってはならないものなんです。

以前から書いていますが、やはり日本は島国だけに隣国や周辺国から直接手が飛んでくる(=武力行使される)ことがありません。もし日本が大陸の中にあれば定まらないスタンスに対して容赦なく手が飛んでくるんです。だからこそ大陸の中にある国々は揺るぎない明確なスタンスを持っているんです。その結果をマジマジと見せつけられているではありませんか。

そこから考えれば、問題解決は常に起きた時にしておかなければ半永久的に燻り続け、今回の様な事態に陥った時に容赦なく再燃するんです。ハッキリ言って、ここで再燃した炎は簡単には消せません。かなり大規模なツケを払わない限り元には戻せません。

それが財産だけで済むのか、生命まで必要なのかは判りません。ただ、今回の件では両方の可能性があります。これを書いている私だってどうなるか判りません。生きる希望を捨ててはいませんが、それを容赦しない相手ですから運次第です😔。