詳細記事が見つからなかったので発言の細部までは判りませんが、本来であれば正しい性や体の大切さと知識を得る機会を国の基本方針で定めていて周知徹底されていれば遥か昔に処方されていた筈です。私がこれまで関わってきた産婦人科医の先生方は少なくともアフターピルを市販化に向けて動いてくださっていた。
— コンドームソムリエAi🌈(保健室の先生) (@Ai_con_j) October 21, 2020
この一人の発言が産婦人科医の総意みたいに映ってしまうことはとても残念すぎる。
詳細や背景を知らない人が見たらこの意見に引っ張られてしまうしそれが多数派になってしまうことが怖い。 https://t.co/HlhaGIhTrR
それが今日まで延ばされてしまったのは単に足並みを揃えることを蔑ろにしたからでしょう。そもそも誰もが当たり前の様に知識を持っていれば緊急避妊薬の処方が何処であろうと大きな騒ぎにもなりませんし、ここまで性の乱れはなかった筈です。
変にタブー視した結果、基本的な方向性が見えずに誰もが自分勝手に浮遊する情報から知識を得てしまい、それが歪んだ性に繋がってしまったんです。そんな中でも根気強く話し合い、意見を纏めて実現に漕ぎ着けた矢先に重鎮の立場から否定されてしまったら、いったい性の問題は誰の為のものなのか判らなくなってしまいます。
第一、こうした状況下だから緊急避妊薬が苦肉の策という位置付けになってしまっているんです。遥か前に正しい知識を与える機会を設けていれば当然の策で済んだ話だったんですよ。
そこまで緊急避妊薬の処方に問題があると言うのであれば、きちんと性と体の知識を持つ機会を国を通して全国に広め定着させていくという方針がなければなりません。ところが現実問題として彼らの動きを待っている余裕なんてありません。否、そもそもこれからの時代を生きる人たちが決めていくべき話に余計な嘴を入れることの方が間違いでしょう。
手垢の着いた昭和の定説によって、性に限らず様々な知識のレベルが世界から見て著しく遅れてしまっていることがインターネットの普及と共に明らかになっています。況してや時代の中心は平成世代へと動き出しているんです。もし彼らの時代に於いて何かしらの問題が起きても彼らは彼らの視点と努力で解決していくんです。任せればいいじゃないですか。
常々、私は【老いては子に従え】であり、老いても子は従えではないと書いてきました。もう半世紀もしないうちに昭和世代は死に絶えるのに、次の世代への信頼を置かずして何ができるんですか。昭和世代だって大正世代から任されたからこそ継続できたというのに、いまさら何を悔やむんですか? 何を惜しむんですか?😠