#芸備線と#只見線
NHK BS放送で「六角精児の飲み鉄本線・日本旅 全線運転再開記念 只見線を呑む!」を見ました。
JR只見線-----全長135.2km、全線非電化、福島県会津若松駅〜新潟県小出駅
2011年7月の新潟・福島豪雨で会津若川口〜只見間で甚大な被害が発生。只見川にかかる3ヶ所の橋梁や線路が流出した。この区間の廃止が検討された。地元の熱意が実を結び2018年から復旧が始まり2022年、11年ぶりに全線開通。
六角精児さん、只見町が発行した無料のガイドブックにも登場。コラムや歌で只見線の魅力を伝えて感謝状も頂いている。2泊3日の旅です。呑み鉄ですので酒蔵巡りが目的になっています。
目的地は会津坂下駅。一旦、会津若松駅から目的地、会津坂下駅を通り越して会津川口駅まで行く。その区間の車窓を楽しむ。磐梯山(1816m)→会津盆地を越えて山間部へ入る→第一只見川橋梁→第二只見川橋梁→宮下ダム→第三只見川橋梁→第四只見川橋梁。帰り、会津坂下のソウルフード、冷やしラーメン(塩)とさくら刺し(馬刺し)を食べる。
只見川を間近に感じたので早戸駅で下車。小舟に乗る。昔は向かい岸までの渡し舟。夏の早朝、霧が濃く立ち込めて幻想的な風景が見られる。雪解けの水と山からの水で水面がきれいで鏡のようになる。昼食で名物料理、カツカレーミックスラーメンを食べる。カツカレーとラーメンの両方を食べたいという客の要望で生まれた。食べ方は混ぜないで食べる。米と麺とカツとカレーが入っている。
再開区間である会津川口駅から只見駅までを乗車する。第五只見川橋梁(再建)→本名ダム→第六只見川橋梁(再建)→第七只見川橋梁(再建)→第八只見川橋梁。
ゴールデンタイム。馴染みの店、寿司、蕎麦の店で只見コーディネーター、役所の人と会談。「2015年から只見線に手を振ろう運動」いいね。
新潟県魚沼市、越後須原駅。酒蔵見学の後、昼食でワンコイン定食、魚沼産コシヒカリを使用している。
本数が少ない時は、逆方向も有効に。会津盆地の風が吹いてる。ゆっくり、のんびり、しっかり。只見線は奥会津の観光の要。
大白川駅に「えちごトキめき鉄道」が造った観光列車「雪月花」が試運転中でした。
大白川駅と只見駅の間に廃駅「田子倉駅」を見にタクシーで向かう。一番の秘境駅。「スノージェッド」という雪崩よけの屋根の下にある駅。
只見線が存続している理由。田子倉駅の前の国道252号線。大白川を越えた所から田子倉駅まで冬期、半年以上は国道252号線が閉鎖。国道252号線の区間は大雪のため、例年12月から4月末まで通行止めとなる。只見線は奥会津のライフライン。
旅のゴール、小出駅を目指す。越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山が見える。
ローカル線の2泊3日の旅の仕方を教えてもらったように思います。
JR西日本は芸備線、備後庄原〜備中神代間(広島県庄原市、岡山県新見市)存廃を沿線自治体と話し合う再構築協議会の設置を国に要請しました。「秘境駅」のある芸備線を組み入れたツアーの開発。観光や地域づくりに不可欠な鉄路として「観光路線化」の可能性を協議される事を願っています。
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