オリンピックでの競技復活に向けての案の1つだそうです。
”競技時間が長い=テレビ放映に適していない”との理由もあって、野球がオリンピック競技から外れたのですが、その対案が7イニング制だというのです。
国際野球連盟(IBAF)はソフトボールと同じ7イニング制と2008年北京オリンピックで延長十一回以降に実施したタイブレーク制の導入も検討しているというのです。
7イニングですか。そうきましたか。
正直どうなのでしょうかね。
こればかりは、いくら国際ルールだからと言ってもメジャーやNPBで導入されるとは思えません。
それこそプロは出場しなくなってしまうでしょうね。
そもそも野球がなぜ9イニング制なのでしょうか。
野球(本当はベースボールと言った方がいいのでしょうけど)は、1839年に米国のアブナー・ダブルデイという軍人が考案したスポーツとされているとのことです(神話だという説もあります)。
最初の野球は点数先取制で先に21点取った方が勝ちというルールだったそうです。
しかし、これでは試合時間が長く、いつ終わるかわからないため、1857年に9イニング制を決めたそうです。
回数制になったのはニューヨークの野球チーム、ニッカーボッカーズの料理人たちからのクレームで、試合後の料理の準備をするために、試合の終わる見当がつくようにイニング制になったというのです。
でも、どうして9イニングなのかは結局判りませんでした。
一説によると、当時のアメリカでは12進法の影響が強く残っていて、野球にも12進法の3/4である9というのが取り入れられたのではないかというのです。
だったら、12イニングでもいいと思うのですが、なぜか9なのですよね。
試合に出場できる選手が9人というのと関係があるのでしょうけど・・・
ちなみに3ストライクで1アウト、3アウトでチェンジ。
これも12進法からきているそうです。
それこそ、7イニング制を導入してしまえば、ベースボールの本家アメリカからは反発されてしまうでしょう。
いっそのことサッカーのワールドカップのように、オリンピックとWBCで棲み分けしてしまえばいいのかもしれません。
・・・ということは、オリンピックは小中学生に出場の機会がやってくるのです。
これこそ、野球の裾野を広げるのにちょうどいい?
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まっくろくろすけ

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