「フェス」とは、「フェスティバル(英語:festival)」または「フェスタ(イタリア語:festa)」を省略した造語。日本語では「お祭り」「祭典」「祝祭」などの意味。
一時期11人が立候補という話題がありましたが、最終的に9人が立候補した今回の自由民主党総裁選挙(自民党総裁選)。自民党総裁選としては、立候補制度になった1972年以降、最多の立候補者数。
私の記憶が正しければ自民党総裁は1人のはず。ただ、いわゆるキングメーカーは結果によって無投票で決まるはず。
夏の「都知事選フェス(2024フェス開催のご案内(w) - 野球小僧 (goo.ne.jp) )」に続く、秋の「自民党総裁選フェス」。
(私は、「誰」も求めていない・・・)
自民党総裁=首相・総理大臣ですから、その職業には思い切りの魅力があるのでしょう。というよりも、ある意味の権力を持つことができますから。まあ、都知事選でのわからないような立候補者よりも、(不純な)立候補動機は明確。
その自民党総裁選は1956年以降、44回実施、今回が45回目。立候補制になってからの平均立候補者は約2.3人、最少時は1人。今回は最多の9人のフェス。
自由投票
1956年4月5日 / 11人
1956年12月14日 / 3人
1957年3月21日 / 4人
1959年1月14日 / 7人
1960年7月14日 / 5人
1962年7月14日 / 9人
1964年7月10日 / 4人
1964年12月1日 / 1人
1966年12月1日 / 9人
1968年11月27日 / 4人
1970年10月29日 / 5人
以降、立候補制
1972年7月5日 / 4人
1974年12月4日 / 2人
1976年12月23日 / 1人
1978年11月26日 / 4人
1980年7月15日 / 1人
1980年11月27日 / 1人
1982年11月24日 / 4人
1984年10月30日 / 1人
1986年9月11日 / 1人
1987年10月31日 / 1人
1989年6月2日 / 1人
1989年8月8日 / 3人
1989年10月31日 / 1人
1991年10月27日 / 3人
1993年7月30日 / 2人
1993年9月30日 / 1人
1995年9月22日 / 2人
1997年9月11日 / 1人
1998年7月24日 / 3人
1999年9月21日 / 3人
2000年4月5日 / 1人
2001年4月24日 / 4人
2001年8月10日 / 1人
2003年9月20日 / 4人
2006年9月20日 / 3人
2007年9月23日 / 2人
2008年9月22日 / 5人
2009年9月28日 / 3人
2012年9月26日 / 5人
2015年9月8日 / 1人
2018年9月20日 / 2人
2020年9月14日 / 3人
2021年9月29日 / 4人
2024年9月27日 / 9人
ちなみに何でも立候補できるということではなく、立候補には最低20人推薦人が必要。知事選立候補では供託金300万円の納付が必要ではあるものの、自民党総裁選には供託金は不要ではあるもの、別の意味での表にでてこない資金が使われることでしょう。
2021年の前回選について東京新聞が調べたところ、自民党総裁選の費用が含まれる2021年分の政治資金収支報告書には「総裁選挙人名簿貸与料」「名簿代」などの費目で立候補者が党本部に支払い(46万円~391万円)。
ほかにも明確に判定できない費目としては、政策PRのリーフレットなどの製作、印刷物の郵送、ホテルなどの会議室の賃借、党員らへの電話、ウェブサイトの運営、各地での遊説に伴う移動や宿泊など、多岐にわたる経費が必要。リーフレットなどは約1億円、自動音声で電話をかけ続けるオートコールには数千万円かかるとのこと。
つまり、少なく見積もっても「億」に近い費用が必要。
いわゆる派閥解消とは言うものの、バックに誰が付くかという資金力が選挙結果を左右するようなものかなと。
ちなみに、過去の最多出演(立候補)回数は立候補制になった1972年以降で、小泉純一郎さんの5回(1995年、1998年、2001年4月、2001年8月、2003年)と、今回で5回めの石破茂さん(2008年、2012年、2018年、2021年、2024年)。最年少は安倍晋三さんの51歳11ヶ月、最年長は鳩山一郎さんの73歳3ヶ月。
「もし進」ともなれば、43歳5ヶ月ですから最年少記録を更。「もし茂」となり、次回(2028年ころ)も立候補すれば、最多と最年長が更新。
なお、自民党総裁選フェスは2024年9月12日から開催(告示)されており、9月27日に閉幕(投開票)の予定。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
一時期11人が立候補という話題がありましたが、最終的に9人が立候補した今回の自由民主党総裁選挙(自民党総裁選)。自民党総裁選としては、立候補制度になった1972年以降、最多の立候補者数。
私の記憶が正しければ自民党総裁は1人のはず。ただ、いわゆるキングメーカーは結果によって無投票で決まるはず。
夏の「都知事選フェス(2024フェス開催のご案内(w) - 野球小僧 (goo.ne.jp) )」に続く、秋の「自民党総裁選フェス」。
(私は、「誰」も求めていない・・・)
自民党総裁=首相・総理大臣ですから、その職業には思い切りの魅力があるのでしょう。というよりも、ある意味の権力を持つことができますから。まあ、都知事選でのわからないような立候補者よりも、(不純な)立候補動機は明確。
その自民党総裁選は1956年以降、44回実施、今回が45回目。立候補制になってからの平均立候補者は約2.3人、最少時は1人。今回は最多の9人のフェス。
自由投票
1956年4月5日 / 11人
1956年12月14日 / 3人
1957年3月21日 / 4人
1959年1月14日 / 7人
1960年7月14日 / 5人
1962年7月14日 / 9人
1964年7月10日 / 4人
1964年12月1日 / 1人
1966年12月1日 / 9人
1968年11月27日 / 4人
1970年10月29日 / 5人
以降、立候補制
1972年7月5日 / 4人
1974年12月4日 / 2人
1976年12月23日 / 1人
1978年11月26日 / 4人
1980年7月15日 / 1人
1980年11月27日 / 1人
1982年11月24日 / 4人
1984年10月30日 / 1人
1986年9月11日 / 1人
1987年10月31日 / 1人
1989年6月2日 / 1人
1989年8月8日 / 3人
1989年10月31日 / 1人
1991年10月27日 / 3人
1993年7月30日 / 2人
1993年9月30日 / 1人
1995年9月22日 / 2人
1997年9月11日 / 1人
1998年7月24日 / 3人
1999年9月21日 / 3人
2000年4月5日 / 1人
2001年4月24日 / 4人
2001年8月10日 / 1人
2003年9月20日 / 4人
2006年9月20日 / 3人
2007年9月23日 / 2人
2008年9月22日 / 5人
2009年9月28日 / 3人
2012年9月26日 / 5人
2015年9月8日 / 1人
2018年9月20日 / 2人
2020年9月14日 / 3人
2021年9月29日 / 4人
2024年9月27日 / 9人
ちなみに何でも立候補できるということではなく、立候補には最低20人推薦人が必要。知事選立候補では供託金300万円の納付が必要ではあるものの、自民党総裁選には供託金は不要ではあるもの、別の意味での表にでてこない資金が使われることでしょう。
2021年の前回選について東京新聞が調べたところ、自民党総裁選の費用が含まれる2021年分の政治資金収支報告書には「総裁選挙人名簿貸与料」「名簿代」などの費目で立候補者が党本部に支払い(46万円~391万円)。
ほかにも明確に判定できない費目としては、政策PRのリーフレットなどの製作、印刷物の郵送、ホテルなどの会議室の賃借、党員らへの電話、ウェブサイトの運営、各地での遊説に伴う移動や宿泊など、多岐にわたる経費が必要。リーフレットなどは約1億円、自動音声で電話をかけ続けるオートコールには数千万円かかるとのこと。
つまり、少なく見積もっても「億」に近い費用が必要。
いわゆる派閥解消とは言うものの、バックに誰が付くかという資金力が選挙結果を左右するようなものかなと。
ちなみに、過去の最多出演(立候補)回数は立候補制になった1972年以降で、小泉純一郎さんの5回(1995年、1998年、2001年4月、2001年8月、2003年)と、今回で5回めの石破茂さん(2008年、2012年、2018年、2021年、2024年)。最年少は安倍晋三さんの51歳11ヶ月、最年長は鳩山一郎さんの73歳3ヶ月。
「もし進」ともなれば、43歳5ヶ月ですから最年少記録を更。「もし茂」となり、次回(2028年ころ)も立候補すれば、最多と最年長が更新。
なお、自民党総裁選フェスは2024年9月12日から開催(告示)されており、9月27日に閉幕(投開票)の予定。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。