当初は8月6日の横浜DeNAベイスターズ三連戦が有力だと思っていましたが、新聞での予想には名前がなく、次の東京ヤクルトスワローズ三連戦の“どこか”が焦点でした。
初戦がネイラー選手と判った時点では、土曜日のナゴヤドームのチケットは完売。この日に山本昌選手が登板だったら“あきらめ”でしたが、「日曜日のチケット余り日に山本昌選手の登板にするのでは?」との営業予想を立てて、金曜日の夜にナゴヤドームの一塁側内野A席のチケット購入しました。
土曜日の夕方、NPB公式HPでの予告先発で発表があり、さらにナゴヤドームでの反応を見るため、TVで試合中継を確認し、小さくガッツポーズ。
それも、そのはずで、土曜日に予告先発が発表されると約1500枚残っていた前売り券が完売してしまったからでもあります。
さて、お目当ての山本昌選手。昨年9月23日以来の先発マウンドでしたが、同5日以来の勝利投手にはなれませんでした。
今季初登板は22球、1回0/3、1失点、バッター6人でした。
ジェイミー・モイヤーさんのMLB最年長勝利記録(49歳180日)を超える世界最年長記録はお預けでした。
初回、スワローズの先頭バッター比屋根選手を133km/hのストレートでを空振り三振に仕留めました。133km/hで三振を取れるのです。同じサウスポーの高校生・東海大相模高の小笠原くんよりも20km/hちかく遅い。
畠山選手の犠牲フライで1点を失ったものの、超破壊力のスワローズ打線から2三振を奪う立ち上がり。しかし、既にこの回に雄平選手への初球に「(体の)どこかにぶつけたみたい」と、左手人さし指を突き指しており、二回先頭の大引選手に3球目を投げたところでベンチへ戻り、そのまま降板してしまいました。
この時のドーム内の落胆ぶりはどう表現したらいいものか。
冷蔵庫の中に冷やしておいたプリンを太郎に食べられた時というか、観たかったTV番組を忘れていた時というか、プレミアム商品券を並んで買おうと思っていたが、売り切れになってし合った時など・・・どれも違いますが。
結果に関係なく8月10日に登録抹消される予定だったそうですが、次回登板について森ヘッドコーチは「指だからな。ファームで一度投げないとしょうがない」と二軍で調整登板させると言っています。
ただ、今シーズンは実戦初登板となった3月の二軍戦で1球で右膝を負傷し、リハビリなどにこれだけの時間がかかりました。突き指がどのくらいの状態かは判りませんが、このまま引退の可能性は否定できません。
山本昌選手は「雄平は何とか(三振に)抑えたけど、次の回に真っすぐの抑えが利かなくなった。チームに迷惑かけて、何しに来たんだという感じ」と、自身への怒りをあらわにしたそうですが、その後の試合結果は、ま、私も「何しに来たんだという感じ」でした。
以前、「NHKプロフェッショナル 仕事の流儀」で山本昌選手が「あなたにとってプロフェショナルとは?」の問いに対して、答えたのは「自分の決めたことを継続して頑張る。そして諦めずに最後まで極めるために努力するってことです」「基本を徹底的に、一生懸命、気を抜かず、やり続けることの大切さ」「常に自分を高めるために、今自分にできる小さな努力を積み重ねることの重要さ」でした。
山本昌選手、まだ、諦めるには早いでしょう。
古いPCで、一度シャットダウンすると、再起動に時間がかかると言っても、メンテをすれば、まだまだ充分に動きます。
それと同じですから。
あの大歓声を再びマウンドで。
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まっくろくろすけ
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