創立100周年を迎えます。野球部は1996年選抜大会にて初優勝、陸上部は全国高校駅伝出場44回(歴代2位)を誇り、2010年に行われた第61回大会にて悲願の初優勝、サッカー部はJリーガーや日本代表を多数輩出しており、2004年度の全国高校サッカーで二度目の優勝(初の単独優勝)、他に剣道部、体操部、ラグビー部などの強豪校として、全国的に知られています。
毎日午前8時に国旗掲揚、午後4時40分に国旗降納があり、その際は全校生徒が国旗に注目し、終了後は一礼をする習慣があるそうです。また、毎月15日は「克己の日」として、日頃の感謝と自分への鍛錬の日としていて、その日の弁当は全員が日の丸弁当だそうです。なお、学校の弁当売り場も日の丸弁当しか販売されないそうです。
今日、甲子園では鹿児島実高野球部の二回戦の試合がありますが、高校総体に出場した男子新体操部の結果が判りました。
まずは演技からご覧ください。
今年の演技は「妖怪ウォッチ・妖怪体操第一」「ザ・ドリフターズ・タブー」「仁義なき戦い」などでしたが、本番まで内容を秘密にしたことはなんとなく判ります。一般的な演技構成ではないため、上位入賞は難しいようで、今年は19位に終わりました。
実際に選手たちはルール違反にならないかどうか、かなり気を使っているみたいですが、審判団からは二段モーション時のような注意などはなかったようです。
それにしても、年々レベルが上がってきていると思います。この路線で上位入賞してくれる日を楽しみに待ちます。
さて、今から41年前の1974年の夏の甲子園準々決勝。鹿児島実高は神奈川・東海大相模高と延長15回にも及ぶ試合でした。
東海大相模高はこの大会はそれほど前評判は高くありませんでしたが、原辰徳・読売ジャイアンツ監督、津末英明さん(元・日本ハムファイターズ)、村中秀人さん(東海大甲府高校監督)の一年生トリオが活躍し、勝ち上がって来ました。特に原辰徳監督は甲子園アイドルとしても人気でした。
対する鹿児島実高にも正統派アイドルの定岡正二さん(元・読売ジャイアンツ)がいました。定岡さんはキレのあるストレートと大きなカーブを武器に勝ち上がってきました。
試合は東海大相模高が先制、すぐに鹿児島実高が逆転し、そのまま九回までは鹿児島実高リードで進みました。しかし、九回裏土壇場で相模が追いつき3-3のスコアで延長戦に入ります。
延長戦では、両チームの守備にファインプレーが飛び出す熱戦となり、延長14回、鹿児島実高が勝ち越すが、その裏、東海大相模高が追いつき再び同点。しかし、鹿児島実高は15回、東海大相模高のピッチャーを攻めて押し出しで1点を勝ち越し、その裏、東海大相模高の反撃をなんとか封じて5-4で激戦を制した試合でした。
今日、鹿児島実高と東海大相模高の直接対決はありませんが、同日に登場します。
この二校が、あの夏と同じような熱戦を繰り広げてくれることに期待します。