「天に向かって、ブツブツ言うな。雨の日には雨の日の生き方がある」
日本のペスタロッチ(ヨハン・ハインリヒ・ペスタロッチさん:18世紀~19世紀のスイスの教育家。現代の小学校教育の基礎を創った人)と呼ばれているほど、子どもたちのための教育に生涯を注いだ、東井義雄さんの言葉です。
雨の季節になりましたが、6月になるといつも思い出すことがあります。
週末に雨が降ると野球の試合は中止。特に中学の場合は6月に地区大会が予定されていて、三年生はここで負ければ部活動は最後になってしまいます。ですから、平日の練習のときも、週末の練習試合のときも、天気が気になって仕方がありませんでした。
体調崩さないか、ケガなどしないか。練習は上手くできているか。雨で試合ができるか・・・。親の私が心配してもどうしようもありませんが、いろいろと気になってしまいます。
天に向かって文句の一つもいいたくはなります。でも、文句をいっても始まりません。
雨の日には雨の日にしかできないことがあります。雨のときにはいつもと違ってグラウンドは静かでしたが、体育館からは元気な声が響いてきましたから。
人生だって同じことでしょう。
いつも晴れの日、お日さまの下を歩くばかりではありません。雨の日には雨の日にしかできないことがあります。できないことを見つけ出すのではなくて、できることを見つけ出すようにしたいものですね。
できないことをよけて通るのでなく
できないことを見つけ出し
それに挑戦しようとする 君
宝は
そういう人のみ 掘りあてられる
(人生の詩 / 東井義雄さん)
今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。
今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。
どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。