2021年6月16日に東京オリンピックに野球競技に出場する野球日本代表「侍ジャパン」に選出された内定者24名が発表されました。
■投手
菅野智之(読売ジャイアンツ)
青柳晃洋(阪神タイガース)
岩崎優(阪神タイガース)
森下暢仁(広島東洋カープ)
山本由伸(オリックス・バファローズ)
田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)
山崎康晃(横浜DeNAベイスターズ)
栗林良吏(広島東洋カープ)
大野雄大(中日ドラゴンズ)
中川皓太(読売ジャイアンツ)
平良海馬(埼玉西武ライオンズ)
■捕手
甲斐拓也(福岡ソフトバンクホークス)
会澤翼(広島東洋カープ)→ 梅野隆太郎(阪神タイガース)
■内野手
山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)
源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)
浅村栄斗(東北楽天ゴールデンイーグルス)
菊池涼介(広島東洋カープ)
坂本勇人(読売ジャイアンツ)
村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)
■外野手
近藤健介(北海道日本ハムファイターズ)
柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)
栗原陵矢(福岡ソフトバンクホークス)
吉田正尚(オリックス・バファローズ)
鈴木誠也(広島東洋カープ)
オリンピック開幕まで約30日ありますので、ケガなど、よほどのことがない限り、このメンバーでしょう。選出されたからには、頑張って欲しいと思います。
ただ、選出されたメンバーについては、日本プロ野球を代表するレベルの選手であることは間違いないと考えますが、ニュースというよりもワイドショーやネット上では選考基準に???となっていたりします。
その筆頭に、「千葉ロッテマリーンズからの選手選出がなかった」というのが私個人的にはあります。以前の中日ドラゴンズではないのですから、球団から、「出場はさせません」ということはないと思ってはいますが、2019年のプレミア12に続いての選出なしというのは、プロ野球界全体から考えたとしても、盛り上がりに欠いてしまうようにも考えます。
さて、マリーンズ問題よりも多くみられた意見は、「実績はあるものの、今シーズン不調の選手」が選出されていることです。これは、確かに同意です。
我らがドラゴンズでいえば、2020年の沢村賞・大野雄大選手は昨年ほどの活躍ができておらず、オールスターファン投票でも顔を出していません。一方で、2021年絶好調の柳裕也選手は選出されていません。まあ、大野雄選手の場合には、後半戦にドラゴンズを優勝に導くために力を温存しているのでしょうから。
「先発に左がいない」ということで選出されているのであるならば、バファローズの新人王候補・宮城大弥選手でもよかったのではないでしょうか?
バッターにおいては、森友哉選手(ライオンズ)、岡本和真選手(ジャイアンツ)が選出されなかったことは意外といえば意外です。また、話題と興味と期待を考えれば、現在売り出し中の佐藤輝明選手(タイガース)、牧(ベイスターズ)が選出されたら面白かったはずです。
もちろん、国際試合の実戦が少ない野球ですから、実績と経験を持つ選手ならば、「なんとかなる」という見込みから、選出されたのではないかと誰しもが思うところでしょう。
一方で、今シーズン本調子でない選手、故障気味の選手に対する不安はどうしても残ります。オリンピック終了後に、さらなる不調や故障が心配です。過去においても、ワールド・ベースボール・クラシック後に、不調だったり、ケガに見舞われたりした選手は少なからずいましたので。
これもオリンピック延期の影響があるのかもしれません。
とはいっても、オリンピックが開催され、メンバーも決まったからには応援します。
東京オリンピックは2021年7月23日に開幕。侍ジャパンの初戦は7月28日に開催予定。野球競技は、日本、米国、韓国、メキシコ、イスラエル、最終予選の勝者(オランダ、ベネズエラ、ドミニカ共和国)の計6チームが出場する予定です。
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