「ぶれない(ブレない)」とは、
不安定にゆれ動くことのないさま、優柔不断さがなく一定の場や位置をしっかりと保っているさま、マスメディアが大衆迎合的でなく、ポリシーを貫いているさま、などを意味する表現
のこと。
2022年7月8日。信じられないニュースが日本中を駆け巡り、TV局は午後のワイドショーやニュースの時間を変更し、同日夜の番組編成についても急きょ報道特番に切り替えて放送していました。
そんななか、さすが「ぶれないTV局」「孤高のTV局」とも言えるのがテレビ東京(テレ東)でした。ほかのTV局が深刻なニュースを緊急報道しているなかで、ほぼ通常番組を放送し続けることに対していろいろと意見もある方がいるかも知れませんが、特に子どもを含めて通常番組が放送されることに救われる人も多いと思います。
一応、テレ東の名誉(?)のために一言添えておきますが、午後0時30分ころに「昼めし旅~あなたのご飯見せてください!~」を中断して事件の速報を報道。そのあと、通常放送に戻りましたが午後0時50分ころに再中断し、官房長官の会見を伝え、「午後のロードショー」でも一時中断し、首相コメントを放送。午後5時10分からの報道特番のあと、子ども向け番組「ウタぷしゅ」の途中でもニュースに切り替えていました。
しかし、そのあとは「パウ・パトロール」「妖怪ウォッチ」「ポケットモンスター」のアニメ3連発とバラエティー番組「所でナンじゃこりゃ!?」を通常どおり放送をしています。
そういえば、2022年6月19日に石川県で発生した最大震度6弱の地震のときも通常番組を放送していたような記憶があります。
そもそもテレ東だけこのような通常番組を放送し続けるのかというと、最大の理由はネット局の少なさが理由の一つと言われています。ほかのキー局(フジ、日テレ、テレ朝、TBS)が20局以上のネット局があるのに対して、テレ東は正式には6局(テレビ北海道、テレビ東京、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ九州放送)であり、エリアは47都道府県中の13都道府県のみだからというものです。よって、系列局のない地域での大きなニュースへの対応などは後手後手になってしまうのだというのです。
もう一つの理由として経費です。そもそも小さなTV局で予算が充分でないと言われているテレ東は、1995年ころに宗教団体のニュースで社会的問題になっており、各TV局が報道特番で高視聴率をであったことから、テレ東も通常編成を変えて報道特番を放送したところ、取材経費などがかかりすぎて大赤字になってしまったというのです。
そんなテレ東ではありますが、2022年7月10日の参議院選挙に関係する特番についてはちょっと異例でした。
もちろん地上波ではEテレ以外では選挙特番が放送されており、テレ東も選挙特番を放送していました。一方でBS放送ではBSテレ東以外がほぼほぼ通常番組を放送していたのですが、BSテレ東のみ地上波と同じ選挙特番を放送していたのです。
ただし、地上波では午後11時48分まで選挙特番を放送していたようですが、BSテレ東では午後10時には別番組が放送されています。
「ぶれていない」のか「ぶれてしまった」のか。ただ、私が思ったのは「さすがテレ東」ということだけです(選挙特番は観ていませんでしたが)。
暑い日が続き、体調を崩しやすいですが、どうぞ、健康管理にはくれぐれもお気を付けください。
本日も私のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日はどのような一日になるのでしょうか。または、どのような一日を過ごされたのでしょうか。
その一日でほんの少しでも楽しいことがあれば、それを記憶にとどめるように努力しませんか。そして、それをあとで想いだすと、その日が明るくなる、それが元気の源になってくれるでしょう。
それを見つけるために、楽しいこと探しをしてみてください。昨日よりも、ほんの少しでも、いい一日でありますようにと、お祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。