大学野球の東海地区秋季岐阜学生リーグの第2週第1日は8月31日、KYBスタジアムで一回戦2試合が行われました。
岐経大は序盤から着実に加点し、3季連続優勝を目指す中部学院大に7-3、岐聖大は朝日大に7-6のサヨナラでともに先勝しました。第3試合の中京学院大 vs. 岐阜大は雨のため順延となりました。
岐経大は1回に山下海星選手のセンター前ヒットなどで2点を先取。沼尻崚選手のライトへのホームランなどで追加点し、8回に佐藤謙次朗選手のライト前タイムリーヒットなどで試合を決めました。先発の小沢琢選手は7回2/3を1失点と好投。中部学院大は守備が乱れてリズムを失い、9安打しましたがつながりませんでした。
一回戦
岐阜経済大201200020|7
中部学院大100000002|3
岐聖大は3回に相手ピッチャーの暴投で先制、その後6回に高橋駿選手の3点2ベースヒットで突き放しましたが、終盤に追い付かれてしまいます。6-6で迎えた9回2アウト二塁から代打・上田晃平選手がレフト前へサヨナラヒットを放ち勝利しました。朝日大は最大5点差を猛追。9回2アウトで代打・武隈陽平選手の3ランホームランで追い付いたものの、及びませんでした。
一回戦
朝日大 000001023 |6
岐阜聖徳学園大001023001x|7
第2週第2日は9月3日に長良川球場で二回戦2試合と一回戦1試合が行われました。
岐聖大は朝日大を2-0で完封し、勝ち点2としました。中部学院大は岐経大に5-0で1勝1敗のタイにし、中京学院大は8-0の7回コールドで岐阜大に先勝しています。
岐聖大は4回、高橋駿選手、高橋昇己選手の連続2ベースで先制。5回は主将・柴山貴斗選手のソロホームランでで追加点。先発の伊藤翔平選手は6回無失点で1勝目。4投手で完封リレーしました。朝日大は7回1アウト一・二塁などチャンスにあと一本が出ませんでした。
二回戦
岐阜聖徳学園大000110000|2
朝日大 000000000|0
中京学院大は2回、相手のパスポールで先制すると、井上直毅選手、坂之下仁哉選手の連続タイムリーヒットで3点を先取。6回は井上選手と藤田雄也選手のタイムリーヒットなどバッター10人の猛攻で一挙5得点し、試合を決めました。先発の長島彰選手は8奪三振で完封。岐阜大は散発5安打に抑えられました。
一回戦
中京学院大0300050|8
岐阜大 0000000|0
中部学院大は2回、藤沢昂樂選手、主将・高杯翼選手の連続タイムリーヒットで2点先取。4回も藤沢選手のタイムリーヒットなどで2点を加え、宮前遥選手、伊藤健太選手が完封リレーしました。岐経大は2番手の浜田一成選手が6回1失点と好投しましたが、援護できませんでした。
二回戦
中部学院大020200001|5
岐阜経済大000000000|0
第2週第3日は9月6日にKYBスタジアムで二回戦1試合と三回戦1試合が行われました。
中京学院大は岐阜大を4-1で下して連勝し勝ち点1、中部学院大は延長12回タイブレークの末、13-6で岐経大に勝利し、勝ち点2としました。
中京学院大は2回、井上直毅選手のタイムリーヒットで先制すると、主将・坂之下仁哉選手、藤田雄也選手の連続タイムリーヒットで追加点しました。先発・長谷川晃也選手が1失点完投。岐阜大は2番手の松久保幸也選手が3回以降無失点に抑えましたが、打線が8回に1点を返すにとどまりました。
二回戦
岐阜大 000000010|1
中京学院大04000000x|4
中部学院大は2点を追う9回、福尾僚祐選手の2点タイムリーヒットで同点に追いつく。延長12回、中山将太選手の2点タイムリーヒットで勝ち越すと、竹腰裕行選手のタイムリー3ベースなど5長短打で9得点し、試合を決めました。岐経大は11回に2点差を追い付きましたが、投手陣が踏ん張れませんでした。
三回戦
中部学院大000000002029|13
岐阜経済大100000010022|6 (延長12回)
第3週第1日は9月8日に長良川球場で中京学院大 vs. 岐経大、朝日大 vs. 岐阜大の一回戦2試合を行う予定です。