今日はサッカー小僧です。
今朝のスポーツニュースでA・ザッケローニ監督がアジアカップ制覇の祝賀パーティーに参加し、「2014年ブラジル・ワールドカップで優勝争いに加わりたい」と宣言していました。
やるからには「ベスト4」なんて中途半端(?)な目標ではなく、一番を目指したいものです。
over the top
式の最後には冷や汗をかき、苦笑いしての三本締め。
イタリアへはとんぼ返りだったそうです。
そんなA・ザッケローニ監督がアジアカップの最中に
「試合直後におにぎりを食べなさい」
(お手軽なコンビニおにぎり。これはファミマの「手巻 紅鮭」)
という指示を出したことが以前新聞に載っていました。試合直後のロッカールームで選手に特大おにぎり2個を食べるよう義務づけ。
ワールドカップでは日本のお米などを大量に宿舎へ持ち込んでいたというのがありましたが、今回のアジアカップでは最初はそんな予定はなかったとのことでした。
急遽、ドーハに日本米を大量に持ち込み、おにぎりの具材の種類もサケや昆布など豊富に取りそろえ、ヨルダン戦後から開始されたそうです。
理由は短期決戦での疲労回復を促進するため。
イタリアで監督を務めていたときには、おにぎりではなく、やっぱりパスタ。
所変われば品変わります。
ロッカールームではオレンジやプロテインも提供されていました。
専門家は「運動の直後に炭水化物とたんぱく質を摂取することは非常に効果的です。炭水化物が分解された状態のブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源で、脳から筋肉の疲労回復を促す的確な指令が出るようになります」と説明しています。
決勝戦で値千金のゴールを決めた李は、「試合直後に、おにぎりをがっつり食べるのはきついですけど味はおいしいですよ」と言っている。
激しい運動直後30分以内に炭水化物を摂ると、エネルギー源であるグリコーゲンを効率よく吸収するそうです。
たんぱく質を分解したアミノ酸を摂れば筋肉の再成に役立つそうです。
そして「これで、次(の試合)が変わる」ということをA・ザッケローニ監督は選手にしっかりと説明しました。
あれだけ激しい運動直後にご飯を食べるのは、いくら好きなものであっても辛いものです。
しかし、選手は自分のため、チームの勝利のために無理やり食べたそうです。
ただ、単に「食べること」と言っても、1回か2回は出来たとしても続かない。
なぜ食べなくてはいけないのか。
どうすることがいいのかを説明をキチンとすることが大事ですよね。
真の優勝の立役者は“おにぎり”だったかもしれません・・・
葡萄隊も”おにぎり”で優勝狙いましょう。