「お前ふざけんじゃねーよ」は、タレント・実業家のボビー・オロゴンさん(日本名:近田 ボビー)の口ぐせというか、確信犯的に使用するセリフです。
ボビーと思います(ボビーと申します)
もす(押忍)!
さんせい(先生)
ナイジェリアはイッポンヤサイ(一夫多妻)
揚げ物(曙)さん
これらのような微妙に間違った日本語の言い回しや、「お前ふざけんじゃねーよ」などの乱暴な口調や無軌道な振る舞いを見せるタレントとして認知されているが、実生活でもいろいろとやらかしています。
本日は、もうピンと来ている方が多いと思います。
2021年1月12日に首都圏1都3県に発出した2度目の緊急事態宣言について、経済再生担当相が「(緊急事態宣言下では)昼間も含めて外出自粛をお願いしている」「昼食、ランチはみんなと一緒に食べてもリスクが低いわけではない」と指摘し、改めて昼間の外出自粛を呼びかけました。
この「ランチ自粛」のような発言に対して、1月13日に開かれたファミリーレストラン大手サイゼリヤの決算会見の場で社長が、「ランチがどうのこうのといわれました。ふざけんなよと」と怒りの声を上げました。
サイゼリヤは、緊急事態宣言が発令されている首都圏の1都3県すべての店舗で午後8時までの時短要請に応じています。しかし、東京都で要請に応じた店舗に対して支払われる、1日あたり6万円の感染拡大防止協力金は、都政負担が大きいことなどを理由に中小企業や個人事業主などに限られており、大手飲食チェーンには支払われていませんでしたが、その後、1月18日に大手企業にも支給する方針を明らかにしました。
大手飲食チェーンが中心となって加盟する日本フードサービス協会によりますと、飲食業に携わる人は全国で約468万人おり、都心部では、ファミリーレストラン1店舗あたりパートやアルバイトの方が30~50人が携わっているそうです。つまり、お店を閉めた場合、大手の方がが多くの人に影響が出てしまうということを指摘しています。
サイゼリアの社長も、「恐ろしいのが大手がつぶれること。大手飲食チェーンで働いている人は多い。大手にも(補助を)広げてほしい。そうじゃないとシャレにならないことが起こるよと」と訴えたのです。
以前、ニュースで見ましたが、サイゼリヤは食事用マスクを開発したり、座席数を8割にし、テイクアウトも拡充しています。さらに、お客さんと店員の会話を少なくするため、お客さんに注文を書いてもらう手書き式を導入し、さらに会計時に硬貨でのやり取りを減らすため、メニュー価格を端数ゼロにしたりと、いろいろな感染予防策に取り組んできています。
それでも2020年9月~11月期の連結業績は減収減益となり、前年同期比80%減。それでも大手は個人経営に比べればいいかもしれませんが、日本政府は2020年10月26日に臨時国会で、「Go To キャンペーンにより旅行、飲食、演劇やコンサート、商店街でのイベントを応援する」と主張していました。しかし1月4日には一転して、「感染リスクの発生源がかなり多いと言われる飲食を中心にしっかり対応すべき」と強調し、首都圏の1都3県に緊急事態宣言を発出するという、旅行や外食を奨励してた反面、感染が収束せずに拡大したら、旅行や飲食店のせいにして、しっかりとした補償もせず、再度の時短要請で振り回されていれば怒りもごもっともだと思います。
ちなみに、ボビーさんはナイジェリアの公用語である英語とヨルバ語、フランス語、日本語が話せ、実際は非常に聡明で流暢な日本語を話すことができます。
まさか、日本政府はボビーさんの真似をして、ウケを狙って微妙に間違った日本語の言い回しをしているのではないでしょうけど、おふざけが過ぎると、捕まってしまうかもしれませんぞ。
なお、吉田拓郎さんが1985年4月21日にリリースした楽曲のタイトルが、「ふざけんなよ」です。
あらためて、2度とこない今日という1日を大事に大切に過ごしたいと思います。
良いことはずっと続き、良くないことには、必ず終わりが来ると信じていきましょう。
今日も、私のブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。明日もまた、元気にここでお会いしましょう。