空はいつの間にか太陽が出てきて、午前中の肌寒さから一転して汗ばむ天気に変わった。
二部リーグの決勝戦を挟んでの一部リーグ決勝戦。
対戦相手は今季公式戦2戦2敗のS馬スポーツ少年団。
この試合は初回から先が思いやられる試合となった。
1回表の守り。2アウトからフォアボールとヒットで一・三塁のピンチ。しかし、次のバッターを内野ゴロに打ち取って無失点で切り抜ける。
その裏の攻撃は、先頭が2ベースで出塁し、これを送って1アウト三塁。このチャンスにタイムリーが出て1点を先制する。
だが、2回表に1アウト一・三塁からの内野ゴロがフィルダースチョイスとなり、三塁ランナーがホームインして、1-1の同点に。さらに2アウト二・三塁とピンチを迎えるが内野ゴロに仕留める。
その裏、葡萄隊は得点できず。
そして、3回表。2アウト一塁からヒットで一・三塁とされ、タイムリーを打たれ、守備のもたつきの間に一塁ランナーまでホームを許し、2点を勝ち越されてしまう。
その裏の攻撃。ノーアウト二塁の反撃のチャンスだが、内野ゴロを相手がミスするのを見て二塁ランナーが三塁を狙うがアウト。しかし、内野安打などで1アウト二・三塁まで攻め込み、スクイズで1点を返す。続く2アウト三塁のチャンスは後続が打ち取られ、1点止まり。
4回表。簡単に2アウトまで取ったのだが、2ベースとヒットで1点を失う。その裏の攻撃。1アウト一・二塁のチャンス。しかし、ここで二塁ランナーがけん制でアウトとなり、バッターも打ち取られてしまい、反撃ならず。
5回表にはホームランとスクイズで2点をさらに追加され、点差は広がっていく。
6回表にはさらに1点を追加され、その裏の攻撃の2アウト満塁のチャンスに得点できず。
最終回にも1点を失い、その裏にようやく1点を返すに留まり、試合終了。
Ｓ馬スポ少０１２１２１１｜８
葡萄隊 １０１０００１｜３
準決勝戦は勝つには勝ちましたが、この日の子どもたちは何となく、モチベーション（やる気）、コンセントレーション（集中力）が途切れ気味でした。朝のアップのときから、その雰囲気が漂っていたのです。
たった一人の子が、そんな状態でいるだけでも、それがチーム全体に蔓延して行ってしまいます。
それが、準決勝でのエラーに繋がり、決勝戦では致命的な2つの走塁ミスや4つの守備ミス（エラーなど含む）に繋がって行ってしまったと思います。
このような状態では、ここに、何回も書きましたが、チーム全員が1つの目標に向かっていないという証明ですよね。
ここへ来て、まだこんな状況ではいけません。
もう一度、全員が気を引き締めて、同じ目標で進まなければなりません。
さて、これでS馬スポ少には、さつき杯一回戦、桔梗ライオンズクラブ杯準決勝に続いての負けですが、ただ、まだ好運なことに、最後の最後に塩嶺杯で対戦できる可能性が残っています。
もちろん、目標はこの大会でリベンジを果たし、優勝すること。
それって、カッコイイじゃないですか!!
でも、その前にテレビ信州旗と信濃毎日新聞社旗の2つの大会です。
この2大大会に勝ち残って、リベンジへの弾みにしていきましょう!!
